不滅の女に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 5ページ目

「不滅の女」に投稿された感想・評価

アラン・ロブ=グリエ監督デビュー作品。
『去年マリエンバートで』の世界観が引き続き現れている。
幻想感溢れていて、現実と妄想の境で彷徨う人間模様。
モノクロとはいえ、当時のトルコ、イスタンブールの街…

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S

Sの感想・評価

4.0

 視線の向き、人物の挙動、衣装や小道具、ショットの構図、そして音楽によって異なる時空間を次々につなげていく。類似があれば映画の時空間はいくらでも操れるということか。視線とはカメラのことだと言っている…

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DD

DDの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしい作品。

(ただし、今、この作品を観るにあたり、主人公の視点や感情の表現のために、結果としてオリエンタリズムを「利用」している、という「注釈」を付ける必要があるだろう、と、観たばかりの現時…

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理解できたとは言えないのだが、塩田昭彦が言う「映画が唯一嫉妬する芸術は音楽である」を地で行くような、リズミカルな編集で見ていられるところがある。
yuum

yuumの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

不自然に静止するトルコの街の人々、舞台上で台詞を言うかのように話す警官。主人公男性のフランス人が心に思い描く東洋趣味(オリエンタリズム)は幻想であると風刺するように、映画の端々が「目に映るものすべて…

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自然の風景の中にビクともしない人間を置いた静止画的な映像が断片的に散りばめられた様は、どこか『去年、マリエンパートで』(脚本はアラン・ロブ・グリエ)を思い出させる。
MondeFilm

MondeFilmの感想・評価

3.9

 名前だけは聞いたことあるアラン・ロブ・グリエ。何が良いって名前の語呂ですよね。に入る範囲の情報をかき集めてばかりいる。目に入ったサムネイルが印象的だったので。北野武映画のようなビジュアル。「わから…

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Senchan

Senchanの感想・評価

4.0
断片的に流れる幻想世界。説明はできないが、潜在意識で感じ取れた気がする。
Na

Naの感想・評価

3.4

いわゆる普通の商業映画が展開する分かりやすくて観やすいといった感じからは、かけ離れているのが本作で時間の流れそのものすら曖昧でぼんやりとしていて、ずっと白昼夢を観ているかのような世界観が展開されてい…

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壱川

壱川の感想・評価

3.5

夢を見てるのかと思うくらいの、不規則性・断片性。
夢か現か、昨日か明日か。
トルコという国はまさに異国、今までの感覚の通用しない不思議な場所という印象で描かれていて、ここは地球なのか?とさえ思わされ…

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