アケルマンによる母の晩年を撮影し続けた(撮影の途中で亡くなる)ドキュメンタリー作品。
カメラは粗いけど、ユスターシュが叔母を撮影した『ナンバー・ゼロ』よりもずっと繊細に感じました。
今作で余白を…
ゆっくり動くママが愛おしい。「家からの手紙」でずっと手紙をくれていたママ。あの頃はあまり返事をしなかったシャンタルも、頻繁にSkypeや帰省をし、食に関しても口出しちゃう。親子の立場は逆転していくも…
>>続きを読むポーランド系ユダヤ人としてベルギーで受けたであろう迫害(ショア)を饒舌に語る母は、最後には意識も混濁して息も絶え絶えになる。それでも尚カメラを回し続け、質問を続けるシャンタルのその過酷なまでの記録へ…
>>続きを読むアケルマンママドキュメンタリー。
相当長い間母を取り続けていたんだろう。
画面を通してもひしひしと老いていくのを感じる。
平凡で穏やかなお母さんかと思いきや、アウシュビッツ生存者だったりして驚き。
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観る者を試すかのように、強風が吹き寄せる風景や、車窓から見える荒涼とした風景、あるいは無人の庭や、住居の屋内を長時間見せ続ける。こうした拷問のような長回しの間にある母娘の会話はなんと幸福なことか。娘…
>>続きを読むおかあさんドキュメンタリー。
ユダヤ系であること、親子関係が良好なこと、帰省のたびに撮影していたことなどが察せられる内容。
終盤でホロコーストサバイバーであることが明らかになるんだけど、それ以外は普…
ショート動画に慣れきった若者には耐えられないと思う。長回しが大丈夫な私でも、目で追いかける何かがあれば飽きないけど何も動きがなかったり暗闇だったりすると🙂...って感じ。しかし貴重なホームビデオ。私…
>>続きを読む『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』があまりに素晴らしく、まだ余韻が残っている中、他作品を観る前に先にこの遺作を鑑賞。
アケルマンの原点となる母親のポートレー…
Collections CINEMATEK - ©Fondation Chantal Akerman