支援が必要な人に手を差し伸べないどころか、助けを求める手をはねのけるような福祉のあり方への強烈な怒りには、共感しかない。
ダニエル・ブレイクが当局の壁に抗議を殴り書くシーンは痛快だったが、
実際の…
人が歴史のなかで手に入れた
価値のあるもののひとつに
福祉があると思う。さらに
それを機能させるためのシステム、
例えば役所や、公務員、制度etc...
誰もが人らしく、
幸せに生きられるように。…
誠実で真面目でユーモアがある、常に自分の人生に正直だったダニエル、何故こうなるのか。
なんだろうなぁ、法や制度の穴なのか?
本来何のためなの?彼らのような人を救うための制度だろう!っていう怒りとい…
居た堪れない現実をハートフルに描く
どこの国も一緒なんだなと…鑑賞日近くでは『護られなかった者たちへ』で日本の生活保護について描かれていたが、イギリスでも同じようにお役所の保身と杓子定規の対応や、…
ただただ現状を伝えようという視点の静かな映画であって、それでいて心に熱を与えてくれる良作でした。
キャストではケイティのやつれた外見の説得力が見事!
そして大御所ケン・ローチが引退撤回をしてこの作品…
1人を優遇したら、全員にそうせなあかんくなるっていう役所側の考え方も分からんでもないけど...
『困ってる人に手を差し伸べる優しいおじいちゃん』って、勝手に心温まるハートフル系やと思ってたから、や…
ほんとうに助けを必要としている人に立ちはだかる福祉制度の複雑かつ融通の効かない壁
国は彼らを本気で助ける気があるんだろうか?(寝室税ってなんだよ!)
とても胸が痛くて腹立たしかったけど、絶望だけで…
このレビューはネタバレを含みます
最初から最後まで失望でしかありませんでした。
最初の審査、医師より就労しないことと診断を受けているにもかかわらず、審査員は就労可能であるとし、手当の支給を停止したこと
電子化が進んでいることにより、…
© Sixteen Tyne Limited, Why Not Productions, Wild Bunch, Les Films du Fleuve,British Broadcasting Corporation, France 2 Cinéma and The British Film Institute 2016