西北西の作品情報・感想・評価 - 3ページ目

西北西2015年製作の映画)

West North West

上映日:2018年09月15日

製作国:

上映時間:102分

あらすじ

「西北西」に投稿された感想・評価

あきこ

あきこの感想・評価

3.6
いろんな意味で、息がつまる映画でした。喉がなる。喉に何かつまる。言葉と言葉の間に、なにかつまっていて、それがとても苦しい。リアルで、リアルだからこそ、観てられなくて、喉がなった。「痛みも、国境も、ジェンダーも、知らないふりしたわたしたちの愛の話」っていうコピーに、観た後なんだか救われた。たなかみさきさんのシールが欲しかった(買いそびれた)
n_kurita

n_kuritaの感想・評価

3.0
韓英恵さん、本当に幅広く映画に出ていて、そして何を観ても素晴らしいですね。
サヘル・ローズさんも意外と良かった(失礼)。囁くような控えめな声色が印象的。わざとなのかは判別出来ないけれど、中国人留学生との少したどたどしい日本語の会話に和んでしまうし、横顔めっちゃ綺麗なー、睫毛ながい。

また、神聖なメッカを指す西北西、その喪失、そして曖昧なジェンダーやアイデンティティ、国や宗教といった線引き、カテゴライズ、差別、性差、それらが複雑に絡み合っては引き離され、少しずつ前に進んでゆく。

明るい未来があるのか、ないのか、分かることは何もないが、まぁでも誰だってそうじゃないか。先のことなんて、マイノリティだろうがそうじゃなかろうが、誰にも分からない。マジョリティは預言者ではない。
「わたしたち」「一緒にしないで」
多様性って言葉だけで片付かない
as

asの感想・評価

-
「好きになるのが女の子ばっかりってだけだよ」韓英恵さん、かっこよかったなー。
「ごめんね」「ごめんね」ってみんなが言い合うのがせつない。
映画を観て「西北西」っていうタイトルが素敵だなーと思った。
性的マイノリティーの人たちが自由にカゴから出られる日が早くきますように。
puka

pukaの感想・評価

4.0
LGBTの恋愛もの。
いろんな人の考え方の違いを感じ、それ以上に想いの違いを感じる作品。

主人公の女の子の「孤独」「強さ」「美しさ」が素敵だった。

タイトんもいいですね。なぜこのタイトルか?作品を見て感じてください。
コミュニケーションに関する物語。
レズビアンのケイは恋人のアイと問題を抱え、イラン人留学生のナイマは人付き合いが苦手で日本での将来に不安を感じている。
ケイとナイマが、次いでナイマとアイが出会ったことで、三人の人生に波紋が起こり、次第に大きくなってゆく。
彼女たちそれぞれの閉塞と不安を表すように、極端に明度と彩度を落としたモノトーンの映像の中で、ナイマの飼っている鮮やかなスカイブルーのインコ、ケイの部屋のオレンジのイームズチェアが象徴的に使われている。
タイトルは、ムスリムのナイマが祈りを捧げる方向。
ケイはナイマに「信じられるものがあって良いね」と言うが、この時点で彼女はアイ(愛)を信じていない。
これはジェンダーや国の違いを超えて、若い三人が人生に少しだけ確かなものを感じるまでの細やかな物語。
韓英恵、サヘル・ローズ、山内優花が印象深い好演を見せる。
18/09/17 イメ-ジフォ-ラムにて
18/09/22 イメ-ジフォ-ラムにて

どこか 儚く 遠い ところへ..
音楽で 表現できる 映画って
素晴らしいと 思う。。

大人になった 韓英恵の代表作と言えば..この作品と答える。
P

Pの感想・評価

-
みんな、じぶんの、「西北西」があればいいのにね
自分の後ろ姿、面白かったよ
ロック

ロックの感想・評価

3.0
西北西への磁石が狂いながらも、もがき生きる彼女たちの逞しい後ろ姿が印象に残る。イスラムという文化を東京の街に落とし込んだのが新鮮。何かを信じることとは例えそれが何であれパワーと覚悟が必要であり、だからこそ尊いのだろうか。ナイマの祈りのシーンでふとそんなことを考えた。
数年前のこの映画が今年公開されるのは偶然ではないのだろう。
うわー、これは傑作やわ。映像がええ、テーマがええ、設定がええ、脚本がええ(オカンのセリフ以外。説明っぽい。)。LGBTだけやない、それにイスラム絡ませて、問題をそれぞれ相対化しとる。それだけやない。LGBTとイスラムのやいこしい三角関係を通して、みんなの抱える共通した不安や生きにくさも浮き彫りにしとる。やられたわ。ナイマのカラオケのシーンは最高や。震えたわ!
韓英恵は「菊とギロチン」に続きええ仕事してはるわ。ホンマにええ役者や。