【群像劇として悪くない】
1963年、モノクロの時代劇。
明石藩の殿様は暴君だが、将軍家の血を引いているので、正面から裁くことはできない。
そこで藩主を暗殺する計画を立てて、13人の武士が集ま…
このレビューはネタバレを含みます
討つ側、守る側、そのどちらもが「封建社会のシステム」に従って動いているという皮肉さ、虚しさ。獲物を失った獣の狼狽ぶり。
実際に学生運動を経験した工藤栄一の冷めた“革命観”が、最後にカタルシスを期待し…
【まとめシネマ】#859
【まとめ】
* 古き良き役者の渋味
* 台詞不要のの怒涛の殺陣シーン
* 旨味だらけの時代劇とラストの狂気
本作の役者陣は、白黒に負けない魅力を放つ。片岡千恵蔵、里見浩…
東映時代劇は自分にとって子供の頃から無意識に刷り込まれた、いわゆる「時代劇」の原型でもあり、それだけにいざ東映時代劇を見るとなると「お約束」を寛容に受け入れる体制を作ってから臨まざるを得ない。
そ…
半兵衛…これでよいのだ
半兵衛…
新左…
半兵衛…これでよい
ここ良かったなぁ🥹
内田良平かっこよい……悪役だけどいいな…
暴君の明石藩主の暗殺が計画され、12人集めて13人で決行…
幕府から暴虐な将軍の弟の非公式暗殺依頼。司令役の片岡千恵蔵と嵐寛寿郎に現場で剣を振るう西村晃。敵方の名将に内田良平。江戸から明石へ戻る大名行列を晴れた昼の宿場で迎え撃つ。三線弾くより嫌いだが侍で死ん…
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まず、工藤監督らしいスタイリッシュな画が魅力的。光と影、静寂の使い方とかカッコいいんだな。作品としては千恵蔵はじめ大御所を使いつつも、ヒーローのいない、勧善懲悪な世界観とは一線を画す物語で見応えがあ…
>>続きを読む面白いしいちいち画がかっこいい
ただ割と何言っているか聞き取れはするけど内容が入ってこない言葉が難しいので一旦どういう内容かあらすじを調べてみた。七人の侍のような話だけど人数も多いしキャラ立ちしてな…