すごく面白かった。
同じ一つの事件なのに、3人の当事者たちは少しずつ異なる供述をする。皆、少しずつ自分に都合の良いように脚色して話す。しかし事実は実に無様なものだ。
杣売りの偽善を下人が指摘するのも…
同じく芥川龍之介の著作「藪の中」を先に読み知っていて、この映画の内容もこれに沿ったものと知っていたのですが、「タイトルはなぜ羅生門なのだろう?」と気になっていて観始めた次第です。
「藪の中」の人間…
黒澤明が海外で評価される切っ掛けともなった、代表作。
原作は芥川龍之介の「薮の中」。
侍の死体が発見され、検非違使の前で証言する関係者達の証言が食い違う、ラストまで真実は…なるほど、“薮の中”、か…
登場人物の笑い声がやたらと大きい。(そういう演技ですが)なんでかんで最後まで見られたのは音楽の効果もあるかもしれない。話自体は王道ミステリーですね。シンプルなエゴの展示会。ラストは希望エンドなのかな…
>>続きを読む誰もが藪の中、、、ということか。隠したいこと。話したくないこと。本当は違うのにそぅ思いたいこと。色々な要素が事実を捻じ曲げてその人の真実になる。人はいつだって自分が大事で嫌になるね。。。そんな思いで…
>>続きを読む©KADOKAWA1950