ハヤブサと蛇を味方にして信頼関係があったりそういうとこは面白いし、なんとなーくだけど、映画エルトポなりまぼろしの市街戦だったり絵画オフィーリアを感じたりオマージュなのかなぁと感じながらニコニコ観た。…
>>続きを読む動物と汚らしいおっさん達を配置して、ドタバタさせたらクストリッツァっぽい映画作れると思うなよ。どこの二流映画監督だお前…………
エッ……クストリッツァ本人……????
はじめは「そんなに面白くねぇ…
オープニングの美しい自然に突然現れた豚の屠殺シーン、血の浴槽であっこれちょっとグロテスクな映画だ…って思ったら案の定でした。
時計台とかの細々した要素はファンタジックで可愛いのに、戦争や焼き打ち、銃…
マジック・リアリズム、その先にある現実への祈り。
屠殺されたブタの生き血で水浴びする
ガチョウの群れにハエがたかる。
鏡の前でゼンマイ仕掛けのように飛び跳ね続ける
メンドリがポコポコと卵を産む。
…
クストリッツァの喜劇。
少しファンタジーが勝ちすぎる印象を受けたのは、CGかもしれない。
お前が死んだら誰が彼女を思い出すんだ!!という羊飼いのセリフ、そしてラストシーンに、震える。
本人の結婚式…
待ちに待ったクストリッツァの新作。
いつもの作風にいつもの音楽。時々ハラハラ度々メルヘン。
モニカベルッチみたいなスターが意外と作風にハマってるのが良い驚きでした。
ただ今回は、人がたくさん死んじゃ…
アンダーグラウンドのその後の様な作品。
自伝的要素もあるんじゃないかと思うくらい。エミール・クストリッツァから戦争や国は切っても切り離せないんだろうなぁ。
この人の描く悲劇とその中の喜びは、いつも…