「逆転のトライアングル」「プレイ/PLAY」と観てきたのリューベン・オストルンド監督の2017年の作品。
当時映画館で観て以来、何度か観て、大好きな作品です。
過去作なので、短めに感想を書きます…
終始居心地が悪い。ただ長さは意外と感じなかった。
首にワイヤーをかけられて像が撤去された後、主人公がマフラーをしていたので今後の展開の暗示かと思っていたら確かにその後主人公は立場を失った。ただそん…
現代美術館キュレーター,盛り土,吊り銅像落とし割り,鏡と砂利の山展,石畳み電動カッター,レンガ詰め,プレート埋め,走り男咎め,片手抱え赤子,チキンマッシュルーム添え,アスパラガスのオイルマリネ,怒鳴…
>>続きを読む現代美術とはかけ離れた、何か別の視点で人間らしさを追求したかったような作品。何か明確なメッセージが含まれているわけでは無く、現代の社会の縮図を各所に散りばめられている。
追伸
誰にもオススメできな…
このレビューはネタバレを含みます
本物の社会風刺映画
よくある社会問題や道徳的にもやっとする場面に焦点を置いて問題提起するだけの映画とは一線を画する
格差という問題に物乞いや中流階級の見栄などの分かりやすいモチーフで切り込みつつ、薄…
逆転のトライアングル鑑賞後、同監督の前作を鑑賞。いやぁ、ホントいやぁなところをついてくる、社会風刺ブラックコメディでとても面白い作品でした。この監督の視点が本当にいやらしい、いい意味で。あっ、そこ突…
>>続きを読む大いなる理想を掲げたところで、そうも簡単に人間社会を“平等”にすることは如何に困難であるかを、観ててイヤな気持ちにさせてくれる幾つもの事例と共に解らせてくれる作品だった。
権威や金と偏見や格差、崇…
この監督の作品好きだな
現代アートのキュレーターが主人公だから映像も現代アートが沢山映るスタイリッシュな映像でゴミだらけの汚いはずのシーンも芸術的。
観ていてだんだん不気味になる長回しのカットとかも…
カンヌ最高賞獲得も納得のスウェーデン映画。ある現代美術キュレーターが体験するドタバタと巻き込まれるスキャンダル。アートワールドの制度的疲弊と業界人の浅薄さを巡るあるある話てんこ盛りで、移民や性差など…
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