ユーモア含みつつしかし繊細に人間の本質を描き、突きつけてくるという巧すぎる演出。目を背け続けてきたものに向き合わざるを得ない、収容所に入れられているような、しかしスクリーン外の音の演出からも外の世界…
>>続きを読む町山さんや会田誠さんの感想を読んだり、スウェーデンについてとかロマの現状だとかを調べてみても、映画については未だ咀嚼しきれていない。要するに考えるポイントが盛りだくさんすぎた。
でも考えるキッカケを…
放心...。こんな映画初めて観た。大好き。映画なの?これ映画なの?ずっとそんな気持ち。人間の善と愚かさの紙一重をグサグサずっと問われているような息苦しさ。笑いとシュールさが平等にあるような答えの無さ…
>>続きを読む監督、性格悪いな〜と思いつつも楽しんで見てしまった。特にパーティーでのパフォーマンスの部分は笑いが止まらなかった。
哀れな男が気がつけば袋小路に追い込まれていく展開と、男と周囲のやり取りの絶妙な間…
気まずさを描かせたらこんなに凄い監督はいない。『フレンチアルプスで起きたこと』でも後を引く嫌な気持ちにさせられたが、今回は人の欺瞞性を強く出す。冒頭から現代美術の妙なインタビューで苦笑。その後も意地…
>>続きを読む『フレンチアルプスで起きたこと』もそうだったけど、普通なら(普通ってなんだろう?)映画に取り入れられない社会や生活の一部(スクエアでは特に音とか)を切り取るのめっちゃするなと思った 洒落てるともイケ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
理解しきれない作品なのは確か
美術館のキュレーターの男が、人助けしたら、スマホと財布をすられて、そこから彼の無関心や素っ気のない態度、不用意な言動が彼を負のスパイラルへと導く…ような作品?
財布…
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