“ザ・スクエア”は〈信頼と思いやりの聖域〉です
この中では誰もが平等の権利と義務を持っています
この中にいる人が困っていたら それが誰であれ
あなたはその人の手助けをしなくてはなりません
ですって…
名もなき群衆がいともたやすく行う心ない行為、しかしその中で一人名前を得たものがいたら彼はまた他の群衆に袖にされ…なによりその惨さは人猿のシーンに集約されているなあと…
しかし自発的にこの作品を観た人…
四角に区切られた空間『ザ・スクエア』。
このアート作品の空間内では
「すべての人が平等の権利を持ち、公平に扱われる」
とされ「思いやりの聖域」がテーマになっているという。
予告編も面白そうだったのに…
劇中で、クリスティアンが高く評価するザ・スクエアというアート作品は、実際にスウェーデンで展示されたアートプロジェクトで、周囲に人がいる状況下での行動原理「傍観者効果」にアプローチしており、他者への寛…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
レビューではありません。みながら考えてたことを、次の機会のために個人用メモとして残しておきます。
・劇中の鑑賞者と作り手を媒介するものがない
(物理的な意味ではなく)作品や作者に対して、鑑賞者の…
悪趣味というか皮肉たっぷりというか
赤ん坊の泣き声、精神病患者の発作的な独り言、掃除の音etc...
不快に思ってはいけないと心の中ではわかっていても、100パーセント許容することはできない多くの…
リューベン・オストルンド監督の前作『フレンチアルプスで起きたこと』もそうだったんですが、畳み掛けるように外堀から埋めてく感じですよね。割と何回も「こうでしょ?」って繰り返すようにテーマを説くというか…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ブラックコメディーをシリアスに撮った?!笑えるシーン(例:物乞いの女性が施しを受けるのに、チキンサンドを要求しながら「玉ねぎ抜きにしてくれ」とか、あり得ない大人みたいな少年のリベンジとか、演出のモン…
>>続きを読む非常に不愉快(絶賛)。ただちょい長い。
キャッチコピー通りずっと試されてる感覚。特に音。別に入れなくてもいい場面であえて煩わしい音を入れてくる。赤ちゃんの泣き声に犬の鳴き声。話し声を遮る電車の音。執…
(C)2017 Plattform Produktion AB / Societe Parisienne de Production / Essential Filmproduktion GmbH / Coproduction Office ApS