前半は溝口流『駅馬車』。西南戦争に巻き込まれた2人の芸者と町の名士たちの家族は同じ馬車に乗り合わせ脱出を図る。蔑まれながらも高慢な同乗者に救いの手をさしのべる芸者たち。そして恩に全く報いない大人たち…
>>続きを読む夏川大二郎が要求する酌を言葉巧みに躱した山田五十鈴が、今生の別れと覚悟していたにも関わらず薩摩から逃げ延びてきた夏川に再会した瞬間、水入れを手に取り男の腕の傷を洗い流す。この演出の繊細さが素晴らしか…
>>続きを読む映画自体どうしても退屈だったのであれこれ考えて拡大解釈しながら鑑賞。
官軍と薩摩が戦に明け暮れていた時分の話。映画は爆撃戦から始まり、二人の芸者とブルジョワジーの一行を乗せた駅馬車に続く。前半は…
音声聞き取れなくて英語字幕でみた笑
構造的に、ブルジョワへの批判?
風俗への差別で口を汚くしたあと、
その芸者さんにおにぎりもらってその場は笑顔、食べる姿はまさに醜い、
そして最後はまた恩を忘…
溝口の『駅馬車』じゃん、と思ってたらあれよという間に室内劇に。
フィックスの長回しを撮る時に襖や障子、のれんの向こうとこちら側、というのを意識させる演出が上手い。
(しかもそれが2人の娼婦が将校を…
西南戦争と2人の酌婦の話。
性と生まれに翻弄される女の維持を描いているから個人的には溝口らしい作品だと思う。ただ世知辛いけど薄味だからヒリヒリが少ない分ずーんとはこなかったなぁ。
なによりも、人…
爆発と崩れる屋根瓦のオープニングに面食らっていたら乗合馬車まで出てきて感服。
坊主に化けた薩軍兵士と官軍の銃撃戦時の馬の出で立ちといい、見事な西部劇のルックが構築されている。
夏川大二郎が出てから…