傑作と聞いていましたが、傑作でした。戦争の悲惨さを人間の生理を中心に描き切っています。死ぬことと生きることの価値転倒を主人公の西(若尾文子)を基軸として表現します。彼女が最後の最後まで生き延びてしま…
>>続きを読む性欲、戦争で犠牲になった人たちの苦しみ、希望の持てない状況、様々な負の要素がひしめきあう。
負け戦、重症を負った兵士が次々に運ばれて来て、麻酔なしで切断、切断、切断...手足が入ったバケツが怖い。血…
<戦場における性、極限下の愛をリアルに描く>
戦場という極限状況、その悲惨さと性と生の現実、目を背けたくなるようなリアリズムに徹した映像は、現代では作り得ない(少なくとも商業映画では)凄さを持って…
○邦画にも素晴らしい戦争映画はたくさんあるが、今作もそのうちのひとつ。約1時間半でこれほど密度の濃い映画が作れるものだ。
○容赦ない切断の即決も、切断シーンはこれでもかと見せつけるあたり、観客にも…
おなじみの増村保造×若尾文子。
戦時最中の軍医と看護婦の禁断の愛。
この映画は、女性目線で観るには結構辛いものがある。
少し嫌悪感を感じたけど…。
生き残った兵隊らによる集団レイプは、当時は本当に…
初っぱなからヒロイン西さんの婦女暴行で、息つく暇なく、負傷兵の手や脚をノコギリでギコギコ切断するシーン。しかも、前線は薬切れで麻酔無し!歯を食いしばりながら観ました。
内地へ帰りたいがために、怪我…
私のベスト増村監督。諦めない交わりに涙
ファースト増村保造監督を見たのがこの作品でした。
仏での高評価。
保造監督の映画留学。
そんな予備知識をもとに探したビデオ屋で発見。
素晴らし…
とにかく「生」と「死」と「性」の匂いが、感触が、シネスコのスクリーンから伝わってくる途轍もない映画である。そしてこれは従軍看護婦という女の視点から描いた「戦争映画」でもあるが、「メロドラマ」でもある…
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