死刑囚に、己の業と向き合わさせる、それが“教誨師”
題材が面白いし、誰が死刑になるのか?というミステリ要素もあって、面談室の会話シーンしかない映画なのに全く飽きない!
さらに、大杉漣の遺作...😭
…
人間誰しも、後悔していること、罪を償いたいと思うことが大なり小なりあるものだ。でもそれが死刑囚なら、彼らは牧師に何を語るのだろう。
牧師の佐伯は、聖書を片手に死刑囚に向き合う教誨師。
死刑囚の喜怒…
この物語には、結論も終わりもないのかもしれません。
それを制作した人たちも分かっていたのでしょうか。
その証かのようにラストにクレジットタイトルが流れ、主人公の教誨師は、、、、
なんとも不思議な、…
大杉漣さんの最後の作品で、死をテーマした作品。それにプロデュースで関わっていた大杉漣さん。
なんか繋がりがあるなぁと思いながら観た😯
思ったよりさくさく進んでいく感じで
と思いきや、やっぱり死刑…
何度か見返してしまった。
伝わらない
わからない
きっと逃げてしまう
理解なんて出来ない
恐ろしい
いや、そうではなくて
伝わらないなんて当たり前で
向き合うではなく
えっと、
なんだ?
…
飾らない雰囲気が大好きだった大杉漣さんの最後の主演作。
一般社会で生活していれば出逢うことが無いであろう教誨師。有難いことに今現在彼らから教え諭される立場になったことはないが、鋼の心を携えていない…
月に2回拘置所を訪れ、死刑囚達の言葉に耳を傾けるプロテスタント牧師の佐伯
彼らの良き理解者であると同時に、彼らとの会話の中で次第に自らの過去と向き合うことになる
生きるとは
生かされるとは
罪とは…
当然普通の人生とは無縁の死刑囚達と対峙する教誨師も普通に生きてきた人間では無理だろうという気がした。
グラビアで活躍してたころからは想像も出来なかった烏丸せつこの関西のおばちゃん役がうま過ぎた。グラ…
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