ここでは全体に評価が辛めのようですが、わたしは素晴らしい作品だと思いました。
いまでは当たり前とされて行使もされない参政権、こうした名もなき犠牲を重ねて獲得してきたものだと思うと重い。
展開も演出も…
このタイプ、自由を求める民衆を弾圧する政治的なテーマを描いた映画が定期的に製作されるイギリスはある程度健全なのかもしれません。
マイク・リー監督なので、テンポはゆったり、結末までが長いのですが、それ…
ピーター・バラカン氏、町山広美氏(映画評論家の町山氏の妹、似ていない)登壇。
200年前、ナポレオン戦争直後にマンチェスターで実際に起きた民衆弾圧を描いた作品。
ピータールーとは、広場の名前と、ワー…
マイク・リー監督、前作の「ターナー、光に愛を求めて」あたりから、興味の向く先が歴史ものに変わっちゃったんですかね。それに、そのターナーにしてもこのピータールーにしても、映画化するまでは知らなかったと…
>>続きを読む 2世紀経って、変わったこと。変わらないこと。
群像的だからこそ、それぞれに"正義"があり、"正解"が無い世界。
「何言ってるか分からないよ!」
これが一番刺さったかな…。
前世紀のイギリス版天安門事件とでも言えばわかるか?
今の時代にこの映画が作られた意味…
特権階級・富裕層が政治を好きなようにし、全体主義がはびこり、庶民は国に仕えろと命令する時代。
国と為政者はイ…
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