もの凄く現実的な嫌な面と牧歌的な景色と、ラザロの何者をも疑わない瞳が印象的だった。
役者が演じてそこにいるから個人として捉えてしまうけど、ラザロとは概念というか象徴というか……人間が失ってきた様々な…
寓話的でもあり現代的でもある稀有な作品。
ラザロは、自分の境遇を不幸だとか幸福だとか意識はしていなくて求められれば与える存在のような気がした。
ラザロの存在は何なのか、見る人に委ねられているけど極…
観ている間、ただただ夢中に、ラザロという人物について考えていたから、観終わって、ん?と思ったけど、ふと我に返って作品を客観視した瞬間にはっとした。
感情も年代も感じ取れないラザロを通して届けられた、…
世間と隔離されていたせいで昔話のような現代のストーリー。真面目で無垢なラザロがそこに存在していないような奇妙な感じがして面白かった。ミステリアスな作品なのだけど、童話を読み終わった後のような後味。そ…
>>続きを読む何かを観逃したのではないか?と不安になるほどにラザロは黙々と働き続ける
この労働に賃金が伴わないと知ってからはラザロのひたむきな姿は畏れをも感じさせる
搾取を気づかせないように街から離れた土地に
…
カンヌ映画祭で、脚本賞を獲得した期待作!
フライヤーにミステリーと書いてあるから、ミステリーなのだと思っていました。
でもふたを開けたら、童話のような寓話的ストーリー。
密かに教訓めいたヒント…
神の子をこの目で見たような気分。
まず人工物がすごい異物に見えるようになって、その中に残る自然の音がメッセージのように聞こえて言葉で表せない変な気持ちになった。。
暗い青の自然に風が吹いているシーン…
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