【ネオネオリアリズモに漂うロルヴァケルの旋律】
※アリーチェ・ロルヴァケルは思い入れ強すぎて甘め評価です。悪しからず。
アリーチェ・ロルヴァケル、、、『金色のガッシュ!!』の技名のようなパワーネー…
レトロな画調なのに、一枚絵として美しいショットを回避しながら浮遊し続けるカメラが現代的。
実は色々なものが詰め込まれているが、それらが奇妙にズレながら("ズレ"はこの映画のキーワードだろう)不思議…
これ想像してたのと全然違った(良い意味で)。
実際の事件から着想は得てるし社会派要素も入ってるけど、ファンタジーだな!?
中盤のある時点かは「あ…これはもしや!?」と思いはじめ、終わってみたらミステ…
中世封建社会のような農村から都市の貨幣経済へ。
時代の変化に取り残された者、いまだ搾取をする者、善を見ることなく己の悪を投影してしまう者。
小悪党は残り、奇跡は起きても続かない。
ただひとり変わら…
澄んだ瞳に、多くは語らない、一文字に結んだ口。絵に描いたような善人の顔であるラザロ。
科学革命がもたらした、宗教破壊、そして資本主義。便利になった社会で善意はなんの意味もないのだろうか。
てか…
ラザローラザローラザロー!ラザロー!ラザローラザーロ!
幸福とは?
人によって幸せって感じることは違う。
おいしいもの、お金、人から望まれること、その他いくつもある。
そしてそれは、…
聖書の話がモチーフになってるんですかね、ファンタジーと現実が混じり合った不思議な映画でした。正直言ってちょっとよくわかんなかった…。なんかすごいもん観たな、っていう気はするんですけど。
カンヌの脚本…
2019.4.20
2020.8.26
一年以上たった今、わたしの中に入り込んでわたしの思想や経験を吸収しながら雲のようにモクモクとあるいはアメーバのようにズンズンと体の中で増殖するすごい映画。わ…
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