チェコスロバキアの最後の死刑囚、オルガを描く。モノクロなのにどこか鮮やかで、でも彼女にとっての世界はモノクロだったのかなぁ、なんて。家族、友人、仕事、恋。いろんなちっさいかもしれないけど、でもすごく…
>>続きを読む人付き合いの苦手なオルガが無差別殺人を起こすまでの過程を描いた作品。
オルガが抱える孤独感や心の葛藤を理解することは難しいけれど、彼女目線での世の中の生きづらさや絶望感が伝わった。
セリフが少なく、…
なかなか考えさせられる作品でした。日本でも無差別殺人がたまにありますが、それぞれに複雑な背景がるのかもしれません。本作品のオルガは過去はともかく、働き出してからはそんなに酷い目にあっている訳ではなく…
>>続きを読む私、オルガ・ヘプナロバー
たばこを吸う
私、オルガ・ヘプナロバー
たばこを吸う!
私、オルガ・ヘプナロバー
たばこを吸う!!
たばこのCM映画かい!?ってくらい、吸うわ吸うわの煙モクモクだった。お姉…
なんだこの押井守ヒロインみたいな主人公の造形は。最高じゃないか。
全編モノクロでバキバキに決まった映像が続き、主人公を理解させようとしないシナリオと主人公を演じるミハリナ・オルシャンスカの名演が相…
実在の無差別殺人を犯した女性を描いた映画。無彩色で動きのない画面と異様に静かな世界。ドラマ性を廃したつくりは、『二トラム』のようには主人公に寄り添わせてはくれない。オルガを孤立させてしまう社会と、孤…
>>続きを読むチェコ作品。
全編モノクロで雰囲気もある作品です。
現在は死刑制度が廃止されているチェコで1975年、最後に死刑執行された女性を主人公に、死刑に至るまでを描いた史実ベース作品。
作品を見ると彼女は統…
大人になった彼女を見ていると、そこまで不当な扱いを受けているようにも孤独にも見えないのだけれど…
でも本人にとってはそうだったんだね。
真の理解者や安心感を得られる相手はたしかにいなさそうだったし。…