はちどりに投稿された感想・評価（★4.1 - 5.0）- 185ページ目

馴染めない学校と家父長制と長男教が甚だしい家に居場所を見出せない孤独と空虚が渦巻く14歳の心。
誰も私のことなど理解しない。
私ですら。

あの人は誰かを好きになることは知りたいと思うことだと教えて…

余韻がすごい。
塾の先生の手の動きやってみよー。
結構登場人物多いのに、ずっとウニ視点なんだよね。
しこりとか橋の崩壊も心の暗示をしているのだろうね。
意味深に泣く兄貴とか、突然冷たくなる後輩とかの…

언니 그건 지난 학기잖아요
（オンに、それは前の学期のことじゃないですか）笑笑笑
中学生って残酷で辛辣だ
１４歳のころは、友達の一言とか、ほんとちょっとしたことが人生の全てだと思ってちょー絶望した…

94年韓国社会を生きる14歳のウニの抱える閉塞感、塾のほんの少し風変わりな先生との出会いから訪れる小さな変化をひたすらウニの視点で描く。ステレオタイプの登場人物がいないのも説得力が増す。

今はウニ…

とてもよかった。1994年の韓国。14歳の少女の抱えるやるせなさが透明感のある美しい映像に淡々と描かれる。圧倒的な家父長制の中でこれからを生きる力をほんの少し手に入れたキム・ウニちゃん。大丈夫ウニち…

「私はここにいる、羽ばたく少女から世界を見つめる素晴らしいデビュー作」

一つずつ席を空けてはいるものの、完売満員の劇場内。
本作は多大な期待をもってしてなお、それを上回り心を包み込む傑作だった。
…

父権主義･学歴至上主義な当時の日常において、14歳という多感な年頃のうつろいやすい心をフィルターとして濾される人生そのものの機微。絶えず乱反射するそれの全てを今受け止めねば自分に明日はやって来ないと…

自分の目から見ていると、まわりの人は家族ふくめ皆、訳がわからん。急になんなんですか？！が、94年に起こった出来事にリンクする。

なにがどうだからこうなんです、と、説明がつかない感情　＝　リビングで…