顔は知っていても、心の中を知っている人はどれくらいいますか?
舞台は1994年のソウル。
学校に馴染めず、親からの愛を感じられない中学2年生のキム・ウニの日常。
厨二病とも違う日々の鬱屈した感情…
このレビューはネタバレを含みます
また素晴らしい映画に出会った…!
前に10代の映画はもう楽しめないのかななんて思ったけど、そうゆうことじゃなかった!
中2の主人公を通して、この世界の不思議さ、美しさを伝えてくれました…。
世界共…
大傑作。必然的に90年代の自分や周りの人の位置はどこだったかとか改善すべき点はどこだったか照らし合わせながら観てた。辛い日々がだらだらと続く感じ、終わりがない感じをここまでリアルに、でも単調にならず…
>>続きを読む1994年という時代の切り取り方の実直さと、何より間を大切にする演出力に魅入るのだけど、ラストの畳み掛けがやばい。
入りのつかみも最高だし、これちょっとヤバイな。
日常を切り取り続けることで見える時…
日差しが作る光と影は常に反射し同居し続ける。まなざすこと、それだけが物を語り映画になる。
この先も言葉にしがたいあらゆる断絶がわたしたちを隔てるだろう。それがウイルスなのか、人種なのか、格差なのか…
このレビューはネタバレを含みます
前評判にたがわぬ面白さ。それに芸術性も。中学2年生の少女・ウニが主人公で、一人称的に切り取られていく日常は辛いことのオンパレード。そのじわじわ悲しい出来事たちも見ごたえがあるんだけど、最後には、そん…
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