はちどりに投稿された感想・評価 - 576ページ目

『はちどり』に投稿された感想・評価

なつ

なつの感想・評価

4.5

1994年、ソウル。
家族と集合住宅に暮らす、14歳のウニ。
ウニの日常を、淡々と叙述的に紡ぐ。
あまり家族仲は良くなく、居心地も悪い、各々の心の内もよくわからない。
本作は、そんなウニの心の中をの…

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to

toの感想・評価

5.0

素敵。ウニかわいい。
1994年の韓国。
中学2年生。
MICHIKO LONDONのノートにベネトンのリュック。
今の日本じゃありえん家父長制がしみこんだ家庭。

最後、ウニと一緒に新しい、みずみ…

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pherim

pherimの感想・評価

5.0

14歳の少女が息する1994年韓国の日常を、このうえなく精緻に掬いあげる目線の柔らかさ。気づけば心の膜を透き通るように少女が胸中で生きはじめ、少女の瞳越しに関わる人物すべてを愛しだしている。終幕後、…

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OoooO

OoooOの感想・評価

4.9

このレビューはネタバレを含みます

こういう漠然とした自分の無力感みたいなものを掬い上げて14歳なりの視点のまま映画にできるの本当にすごいと思う、千里眼で撮られた力作

撮影も綺麗でどこかエドワードヤンの映画を連想させられた。主人公が…

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どれだけ彼女が虐げられようとも、壊されない美しさがある。
切り揃えられたボブカットやシワの無い制服。挨拶を怠らないところや率先してドアを開けてあげるところ、母親の作ったチヂミを綺麗に食べたり、恋人の…

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sdyuri

sdyuriの感想・評価

5.0
この映画のために言葉を身につけたいと思った、こういうのをすべて掬ってあげないとだめだ

形にならないものが空間に浮いてる感じ。ちゃんと映しきってるのがすごい、、
natsupmpm

natsupmpmの感想・評価

5.0
2回目
特に好きなところ
仲直りの後急に引きの画になり、次に代替可能な団地が映されるところ。
きよこ

きよこの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

静謐で上品な作品だった。

1994年の14歳の少女の日常を淡々と描いているが、当時の韓国を象徴する様々な問題を抱えて葛藤しながら過ごすウニの物語。

恋、友達、後輩、教師。理想と憧れに満ちていて全…

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okome

okomeの感想・評価

3.6

『顔を知っている人はたくさんいる
そのうち心から理解しあえる人は何人?』

1994年韓国、好景気、金日成の死去、聖水大橋崩壊事故。
14歳中2のウニの眼に写る世界。

日常生活の中に、当たり前のよ…

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A

Aの感想・評価

3.5
字幕なしで観たけど素晴らしかった。
ドアで固定されるカメラが特に。

二度目の鑑賞スクリーンで
左手のことにもすぐ気づけたけど監督が全部パンフレットでネタバレしててがっかりしたw

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