ジョアン・ジルベルトを探してのネタバレレビュー・内容・結末

上映館(13館)

ジョアン・ジルベルトを探して2018年製作の映画)

Where Are You, João Gilberto?

上映日:2019年08月24日

製作国:

上映時間:111分

あらすじ

「ジョアン・ジルベルトを探して」に投稿されたネタバレ・内容・結末

夭折の作家・Marc Fisherが生前書き上げた「オバララ ジョアン・ジルベルトを探して」で言及された足跡を監督であるGeorges Gachotが辿るドキュメンタリー。最大の謎であるJoao Gilbertoを追い求める中でMarc Fisherの姿も同時に浮き彫りになる二重構造の優れた「探偵物語」でもある点が素晴らしい。ブラジル音楽が好きな人であれば、Joao DonatoやRoberto Menescal、Marcos Valleといった大御所の登場にも嬉しくなる。迫れども迫れども尻尾を掴ませないJoao Gilbertoが小憎らしくも想像を掻き立てる。「憧れ」の彼は風のように、そしてボサノヴァのメタファーである鳥のように追跡者の手をすり抜けていく。そしてあのラストシーン。2時間の旅を、監督の目を通して共に体験した観客にのみ幸福なご褒美が待っている。見終わった今もバスルームで木霊する音のように離れない歌声。完璧なクロージング。謎は解けないからこそ巧妙で美しい。ギターと歌声で一つの時代を創り出した男の偉大で繊細な歴史に触れる、大きな愛に溢れた映画。素晴らしいです
"ジョアン・ジルベルトを探して"というよりは、
"ジョアン・ジルベルトを探した亡き作家の足跡を探して"と言った方がしっくりくるのではないかな?というのが第一印象。

ジョアン・ジルベルトに関する事で、そうだったのか!と思ったのは日本公演のきっかけくらい…かな?

ホテルの廊下に歌声が漏れている、冒頭とラストのそれぞれの映像。
やっとたどり着いたドア越しのジョアンがラストのシーンだとすると、冒頭のそれは何だったのか?

ジョアン・ジルベルトの私生活を探す映画だと思って観たので、消化不良気味です。
『ジョアン・ジルベルトを探して』・・

などとタイトルにあっても

所詮本人には会えるわけがない・・



映画を観る前から

【軽い絶望】を映画観覧をする人たちはあらかじめ予期していて

そのとおり

「関係者」からの証言(それも「急にいなくなった」の一点張りで真新しい証言は皆無)



この映画の監督のモノローグ(ジルベルトの“唄”に合わせたかのように「柔らか」で「ボソボソ」な「お語り」)にZZzな意識瞑想にフェードイン・・




そのZZzな中でジルベルトの元カミさんの電話で本人とコンタクト取ってたんだねぇ〜・・

他レビューさんありがとう




前編ジルベルトの“匂い”は感じられるから

また音楽にも触れたくなるし

・・ただそれだけの映画かな




ジョアン・ジルベルトの長い長〜〜い右往左往(時間の無駄遣い)宣伝映画。
●料金1000円
●満席。心地良いボサノヴァの調べに隣の客はこちらに倒れんばかりに寝息を立てて爆睡。夫婦で来てたようだが、起こして上げないのね。かく言う私も寝落ち数回。
●ジョアン・ジルベルト会いたさに必死で色んな人にコンタクトを取っていた監督の目の前で元妻ミウシャが普通にジョアンと電話で会話。監督に取り次ごうともしない、その悪びれなさとその後の彼女の一言にわろたわ。
●このシーンでこの映画が茶番であることが明確になる。ジョアンと会えるかどうかは別にしても、居場所くらいは、その筋のプロを雇えば速攻で分かりそうなもの。
●ラストも生演奏というよりレコードに針を落としたように感じた。
何が有ってそうなったんだろう。
ファンや友の前から姿を消しちゃうミュージシャンに惚れると辛いな。求めて得られず、命を絶つ気持ち、解るよ…
憧れは甘美で残酷…って作中でも言っていたけど、お願いだからそんなご無体なことしないで欲しい。

探されたくない人を探すのは、残酷なのかもしれない。
でも、求めずにはいられない気持ちも解っちゃうんだな。
ジョアンの音楽に包まれて、なんとも不思議なドキュメンタリー、ロードムービー。

ジョルジョ・ガジョ監督自らが出演。

ジョルジョ監督は、ドイツ語版の『ジョアン・ジルベルトを探して』という本に出会い、著者のドイツ人ジャーナリスト、マーク・フィッシャーに共感し、マークがジョアンを追い求めた旅を再生しようとする。
マークは、この本が出版される1週間前に自らその生涯を閉じてしまったのだ。。

マークの通訳で、相棒ワトソンと読んでいたハケルと共に、ジョルジョ監督もまた、ジョアンを探す旅に、リオ・デ・ジャネイロを訪ねる…

そこで出会い、コンタクトを取ったのは、ミウシャ、ジョアン・ドナート、ロベルト・メネスカル、マルコス・ヴァリー!
ボサノヴァファンなら誰もが知る素晴らしいアーティストたちが(皆さん少しだけお歳を召して)
ジョアンの奇行ぶりを語ってくれる。。鳥肌立ちっぱなし、ワクワクが止まらない2時間弱でした!

ミウシャ、すっかりお婆ちゃんじゃん!と思ったけど、素晴らしい歌声を披露してくれていました。それに…先程パンフを見て知りました。昨年、亡くなられたのですね。。映画の中では、大輪の花のようなおおらかな微笑みと、ジョアンを称える美しい言葉と、マークの文章を楽しげに読む姿、ジョルジュ監督を励ます思いやり溢れる言葉に、知性を感ぜずにはいられませんでした。素晴らしいアーティスト!

すっかり太ってお爺ちゃんなジョアン・ドナートのピアノも本物だし、ロベルト・メネスカルとのエピソードにはビックリ!そしてマルコス・ヴァリーはまだまだかっこいいし。。

実は私は幸運にも、2003年のジョアンの来日公演を体感しています。素晴らしいマエストロ、日本の静かな聴衆に感激したジョアンは、私の体感では30分くらい、感激のあまりステージ上でうつ向いてフリーズしてたんです。忘れられない!開演は40分近く遅れるし、途中で感極まってフリーズしちゃうし、終電、間に合うかなぁ。。ってやきもきしました。聞きしに勝る怪人ぶりに驚き、でも幸せな時間でした。

ブラジルの友人たちの話からも、本当に変人なのだと、つくづく分かりますが、同時に信じられない程の音楽へのこだわり、天才ぶりも伝わってきます。

はぁ。。
それで結局ジョアンは歌ってくれたのかしら。謎に包まれた最後、さっぱり分かりません。
でも…
それが好きです。

だってそもそも、ミウシャなんてしょっちゅうジョアンに会ったり電話で話したりしてそうなんだもの!

「ジョアン・ジルベルト、どこにいるの?」

今もジョアンは私たちの心に生きて、語りかけるようにいつでもギターを奏でてくれているんだと、
ベベウへの子守唄「VALSA」を帰り道ずっとずっと口ずさみながら、ジョアンを感じていました。本当に本当に唯一無二のアーティストです。

彼の音楽を本当に愛しています。私もこんな旅がしたくなってしまった。こんな風に愛する音楽を追い求める姿は、もはや芸術になりうるんですね。。
ブラジルの風景や曲は良い。
色んな人に訪ね歩いて、謎を解いていく感じも良い。

ただ、どうも後味が悪い。。。
マークが会えなかったのは書籍化にあたりお金が無かっただけでは?という気がしてならない。
マーク、、、😭