ある男性の日常といってしまえばそれだけなんだけど魅せ方がうまいからコメディのように軽快に楽しく観れる。誰にでも起こりそうなこととギアならではのキャラクター性や小さな事件を絶妙に混ぜてあるから面白い。…
>>続きを読む「歌うつぐみがおりました」
冒頭、トリビシ国立オペラバレー劇場。活動的な青年、彼を取り巻く大勢の人々、陽気さと哀愁、大胆さと繊細さ、開放的な都会、美しい女性、事故、野次馬。今、青年のドタバタ劇が始…
なんていうんだろう、これは。「大きなグルーヴ」とでもいうですかね。
主人公の男は、もうとにかく一貫性がなくて、あっちへフラフラ、こっちへフラフラ。なにひとつビシッと決まらず、フラフラした調子のみが…
こりゃすごい映画だ。若者がだらだらと街を徘徊するのだが、友達を家に招いては、ほっぽり出して外出して、学校に行き机に座れば、数分で飽きてまた外出して、、を延々と繰り返し、結局朝から何もしていないってい…
>>続きを読む駄目な音楽家を主役にして、前作落葉から音楽要素を強めたような作品。
加えて言葉も多少増えていたように思えたけど、その分音の面白さも感じられて良かったし雑多な部屋の美術もイオセリアーニらしさがあった…
いつものように授業に遅刻しておいて、授業内容に全然面白みを感じず、途中で教室を抜け出して図書館でイオセリアーニを見た僕は映画内の遅刻常習犯のティンパニー奏者ギアの気持ちが死ぬほど分かる。イオセリアー…
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