歌うつぐみがおりましたに投稿された感想・評価 - 9ページ目

『歌うつぐみがおりました』に投稿された感想・評価

[] 80点

傑作。オタール・イオセリアーニ長編三作目。ギアは音楽家としてバレエシアターでオーケストラの打楽器を担当しているが、最初に叩くと90分間出番が無いらしく、しれっと会場を抜け出して90分…

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まず、邦題がなんともチャーミングです。

主人公のギアは、ティンパニー奏者。

しかし、何もせずにじっとただ待っていることが苦手なギアは、自身の楽器の出番の少ない演奏の合間にスルスルとホールを抜け…

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「予定が山ほどあるんだ…」とか言ってあちこち動き回るが、そうなるのはお前が約束破るからだろと思った
車道からはじまり、とにかく忙しない

自分は予定を何回も確認をするし時計を何回も見てしまうし、それで、できるだけゆとりを持って行動したいと思って日々生活をしているので、自分と真逆な主人公の生活が落ち着かなかった。ダブルブッキングが日常の…

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半兵衛

半兵衛の感想・評価

4.0

出来もしないのに人と会う約束を次々と取り付け、それを守るために一日中動き回り会ったと思えばすぐに別のところへ向かい更にはその途中で女性を口説いたりし、そしてその合間に仕事をするという手塚治虫先生みた…

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ぴよ

ぴよの感想・評価

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『勝手にしやがれ』みたいだと思ってたら、『勝手にしやがれ』みたいに終わった。
Halow

Halowの感想・評価

3.9

1970年にADHD(その名前で周知されていたかは分からないが)をテーマにした映画が撮られていたというだけでも驚きだった。
周囲の目から見たら主人公はロクでもないやつなのだろうし、本人も大変そうなの…

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mam

mamの感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

女の子と見ればすぐに声を掛けちゃうし、遅刻はしょっちゅうでオーケストラ演奏中にも仕事を中抜けして所長やマエストロに睨まれてる。でも何故か知り合いいっぱいで同性からも愛されちゃってるお調子者だけど憎め…

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1970年のソビエト・グルジアで、ここまでユーモアと庶民愛が炸裂した映画を作れるイオセリアーニ、大好き。

いつも誰かを待たせて、誰かを待って、時間や約束や誘い、何かに追われてる。静かなのは落ち着かないし、騒がしいのはイライラしちゃう。何がしたいんだっけ?何をするんだっけ?結局何も出来てない気がするぞ?慌…

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