ルキノ・ヴィスコンティ監督が、第2次世界大戦中のファシズム政権下に発表したデビュー作。
原題:Ossessione(意味:妄執)(1943)
原作はアメリカの作家ジェームズ・M・ケインの小説「郵便配…
このレビューはネタバレを含みます
昔は日本では未公開で、幻の名作とも呼ばれていたルキノ・ヴィスコンティの処女作ですね。日本語版Wikipediaには、著作権問題のため数日で上映禁止になったと書いてあるけど、英語版によるとそうではなく…
>>続きを読む原題はイタリア語で『妄執』の事
ヴィスコンティ監督版
観たのは何度目かな
排気ガスでゴホゴホしているのに、引いた画面ではトラックは映っておらず、一台で走っている意味不明ショット
アラが目立ち、…
たまたまモノクロ三連チャン。
ヴィスコンティは、昔『山猫』を観て以来。没落貴族が大好きなので『山猫』はそれなりに楽しめたのだけど、この作品は合わなかった。
そもそも邦題に騙され、誰が郵便配達員なの…
同名小説をもとに、舞台を北イタリアに移して男女の策略と悲哀を描く。
飲食店を営む夫婦のもとに、ジーノという風来坊が転がり込む。妻とジーノはすぐに深い仲になり駆け落ちを計画するが、いつしかお互いに…
こういう男いるし、こういう女の人もいる。多くの人はたまたま運よくそうならないだけで、この2人のようにタイミング良く?悪い相性だと気づけない人と出会って、簡単に幸せになれそうなことにのめり込んで、それ…
>>続きを読む第二次大戦中に上映されたビスコンティ監督のイタリア映画
80年前の映画だが男と女の世界は普遍的で変わらない。
邦題とは異なる原題「強迫観念」である。
この時代のイタリアのロケを見ているだけで歴史好き…
単純明快で最高
映画の中で全てを完結させるのは今後新しい作品たちには無理なんだろうなと思った。こんなに素晴らしい完成形があるならそりゃあ横道探さないとやっていけない。
にしても作品外のあれこれを…