一発の銃声も戦場の阿鼻叫喚のシーンも無い第二次大戦後のレニングラードでの2人の女性の話。しかし、紛れもない戦争映画。中盤似たシーンがあるが「ジョニーは戦場へいった」に通じる、前線で身も心も破壊された…
>>続きを読むイーヤは一見、とても大人びている。マーシャは意志がしっかりしている。でも時間が経つにつれ、2人とも幼さからくる戸惑いが残っていることに気付く。イーヤは無口だが心と体の苦しさが今にもにじみ出てくるよう…
>>続きを読むヒリヒリした痛みが長く続く苦しい作品だった。
タイトル通り『戦争』と『女の顔』が主人公の映画。
苦しくて熱い話もそうだけど、赤と緑の画が強烈。アキカウリスマキみたいとかいうぽいこと言ってみる。
当…
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戦場も戦闘シーンも出てこない戦争映画。
マーシャのイーヤに対する要求が衝撃的だったが、結局それを受け入れるイーヤにも驚かされる(しかもイーヤは同性愛者らしき描写があるのでなおさら)。
PTSDで精…
あるのは“戦前”だけで“戦後”は存在しない。
たぶん自分の年間ベスト10には100%絡んでくるだろうし主人公イーヤ役のヴィクトリア・ミロシニチェンコは個人的に間違いなく年間ベストアクト。俳優として…
このレビューはネタバレを含みます
戦争は戦場以外も戦場のように辛く苦しい場所にしてしまうし、戦争が終わったあともそれらは残り続けてしまう。そういったことを生々しく感じさせる映画だった。人の心を壊し狂わせ、良心すら狂気に変えてしまう。…
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