切なくて優しくて余韻が残ります。
医師アルドの寡黙で無表情の中に表情がある演技がお見事です。
終戦後の1948年、ハンガリーが舞台
ホロコーストで家族を失った者同士が互いを頼り、再生していく物語です…
物語的にもビジュアル的にもクララ目当ての人が多そうだけど、一番の見所はアルド役のカーロイ・ハイデュクの演技だと思う。静かで繊細で、慈しみを湛えた目の表情が泣きたくなるほど優しい。
二人の関係がなかな…
無知な人間が予習もなしに臨んだ場合は返り討ちに合うあれ、ですけれども。
秘めたるロマンスがプラトニックを貫いて着地すべきに着地したよ、と捉えればまぁ、斯くも悪魔の囁きに振り向かなかった俺偉い、と男…
ホロコースト後、生き延びたユダヤ人に政府があてがったアパート(キネ旬より)は、スモーキーブルーの印象で、現代ならオシャレと言えそう。家族を奪われ感情の波を立てずに生きてきたアルド。擬似父子のまま?心…
>>続きを読む終戦後のハンガリー。ホロコーストを生き残った42歳の医師と16歳の少女による親子の様な、そして時に恋人同士の様な関係を描いた人間ドラマ。
世界に取り残された様に孤独に生きるしかなかった男と、世界に怒…
ホロコーストで家族を喪い傷ついた男と、同じように収容所で家族を亡くした少女が出逢って寄り添う。
第二次大戦後、激動の時代を突き進んだハンガリーで、同じ時間を過ごし、少しずつ人間らしさを取り戻していく…
Inforg-M&M Film 2019