ホロコーストで家族を失った少女と医師。赤の他人ながら同じ経験を持つふたりが心の傷を引き摺りながらも寄り添って生きていこうとする物語。
“疑似親子″だけでは言い表せない関係性を可とするか否かで評価が…
静謐な語り過ぎない描写だからこそ、抑制された心に秘められた悲しみや痛み、諦めが深く伝わる傑作。
鑑賞後の感想を言葉に置き換えられないまま余韻が静かに残り、決して忘れられない映画であることに気が付く…
自分の背景への理解が浅すぎて…
せめて大戦前の話か、大戦後の話かくらい確認してから観れば良かった🙃
恥ずかしながら、鑑賞後基本的なハンガリー史をざっくり復習しました。ナチス、ソ連それぞれの圧政。
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90分でこのクオリティは傑作!
題材の重さとは裏腹に(もちろん心が痛むシーンやセリフはたくさんある)、とてもとても優しい映画だった。言葉よりも2人の雰囲気や表情でお互いを思う気持ちの強さが伝わるの。…
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ホロコーストで両親を失ったクララと、自分を父親のように慕ってくるクララを受け入れるアルド。
賢くて大人ぶっているのに、子供っぽさが見え隠れするクララがとてもかわいい。ケーキを食べたがったり、アルドの…
このレビューはネタバレを含みます
アルドの優しい眼差し。
これは愛と再生の物語。
ホロコーストを生き延びたからこそ、大切な人を失った悲しみや感じる孤独感、恐怖を共に分かち合い生きていく。
人は1人では簡単には生きていけないと思…
16歳の少女と医師のおじさん二人が孤独を埋め合うおはなし。
1948年ハンガリー、医師のアルドは元孤児の少女クララと出会う。お互いに大戦で大事なものを失った二人はしだいに一緒にいることで孤独を紛らわ…
このレビューはネタバレを含みます
❶相性:やや消化不良。でも全体として、共感する。
「他人の心の痛みが分かる映画」。
➋構成:
①舞台はハンガリーの首都ブダペスト。
②時代は第二次世界大戦が終結してから3年後の1948年から、スタ…
Inforg-M&M Film 2019