木靴の樹に投稿された感想・評価 - 5ページ目

『木靴の樹』に投稿された感想・評価

木靴を履いた子どものほっこりストーリーだと思っていたら、歴史的に貴重なイタリア19世紀末の貧しくも敬虔な農家を描いたネオレアリズモの長編だった。四軒長屋の農家の暮らしをドキュメンタリーのように映して…

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素人だからこそできる演技というものの完成形であり、ネオレアリズモの風をも感じられるエルマンノ・オルミ監督作。
木靴と街路樹のエピソードは飽くまでその中の一つに過ぎず、19世紀末から20世紀はじめの、…

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思いのほか退屈ではなかったけれど、かと言って楽しめたわけでもなく、まさしくnot for meの典型だった
CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

3.5

【この世界の片隅に手を差し伸べる】
「死ぬまでに観たい映画1001本」掲載の『木靴の樹』を観ました。映画に嵌り始めた中学生の頃、『旅芸人の記録』とか『Z』とか『友だちのうちはどこ?』とかミニシアター…

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kst

kstの感想・評価

4.2

19世紀末の北イタリア、ベルガモ。貧しい小作農場を営なむ4つの家族の物語である。
働き、子を産み、育て、神に祈る。
垣間見た地主たちの暮らしの優雅なこと。
神の意思とは。神を信仰するとは。
映像が美…

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S

Sの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

2021/12/07 DVD

1978年第31回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作。約3時間の長編にも関わらず、カンヌの大観衆の誰一人として席を立たず、パリ、ニューヨークを始め世界各国で繰り返し…

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TAKA

TAKAの感想・評価

3.4
普通の人が演じてる割にめっちゃ自然だった。
地主って最悪やな、借主の農民達が育てたもの、2/3を持っていくて。最悪…
気を切ってしまったがために追い出されてしまう。彼らは一生懸命働いて生きているのに…
o219028t

o219028tの感想・評価

3.4

北イタリアの貧しい農民たちを自然主義的に切り取る。

実世界を生きる演技経験のない農民たちが自然光に照らされながら映し出されていく。

ドキュメンタリー的な語り口によってこそ、名もなき人々の生傷が浮…

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ROSA

ROSAの感想・評価

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ずっと聞こえてくる鐘の音
農民の姿にミレーの『種まく人』を思い浮かべ・・・
いいえ あれほどの力強さはないかもしれません


ミネクの瞳
静かに見送る隣人たち
霧の中に消えていく馬車
バッハ カン…

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ふじこ

ふじこの感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

イタリアの田舎の農村で暮らす人達の慎ましい生活を描いた、半分くらいドキュメンタリーの域にある映画。
地主さまに三分の二も取られてしまう為、小作人達は貧しく、しかし毎日を生き抜いていている様子が美しい…

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