やっと見れたが鬱。冒頭の印象が強くて、全編が「クロースアップのあり方で」作られた映画だと思った。だから最後のパーティーのところは面白そうだと期待していたけれど、あまり奥行きは感じられなかった。これも…
>>続きを読む【エリック・サティの音楽と甘美な死の香りを楽しむ作品】
1963年の古い作品だがフランス映画ならではの人物の詩的な言い回しが癖になり、今見ても鮮烈で面白い。エリック・サティ『グノシエンヌ』『ジムノ…
地下鉄のザジと同じ監督とは思えないところは凄い。
個人的にルイ・マルの中では苦手方面。
出演者は美男美女揃い。
ジャンヌモローのショートが好きだ。
辛うじて最後まで見切ったといった感じ。
これでサテ…
人生に絶望し自殺を決意した男の最期の二日間。
珠玉の言葉の数々。事あるごとに見返す自分にとってバイブルのような映画(自殺願望はない)。もちろん全てに理解、共感できるわけではないけど、胸に刺さるような…
芥川龍之介「歯車」を映画化したかのような、そんな雰囲気が感じられた。
境遇は全く違えど、死へ向かう人の心は、皆似たようなものなのかもしれない。
壮年を嫌悪し、若き日の幻影に囚われ続け、今に集中する…
鏡の23 July
サティ
パーティー
私はもう眠りしか信じないの
カンディンスキーの展示
僕たち詩人は麻薬の助けを借りなくても生と死の境目に飛び込めるんだ
僕は愛されたかった 僕が愛するように!…
「君にはまだなんとなく不安があるのかい?」
「なんとなくではなく、これは永遠に消えない不安なんです」
外階段の踊り場から飛び降りるとかハサミで胸を一突きするとか、前はもっと”死にたい”が具体的で…
ルイ・マル監督作品…撮影監督はブレッソン作品も手掛けるギスラン・クロケ…。
『オスロ、8月31日』と原作は同じく、ピエール・ドリュー・ラ・ロシェル『Le Feu Follet』(ゆらめく炎)…原題…