言い古されたような表現をするならば生活や人生って本当は大抵こういうものよねという、、大きな転機があるわけでもなく決定的な何かが起こるわけでもなく うっすらとした違和感を口に含んだまま、時々それがとて…
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キネマ旬報シアター。
ふしぎな映画。
(表面上は)何も始まらないし、何も終わらないし、何も変わらない。
会って食べて話して別れての繰り返し。
でもその中に感じるものは確かにあって。
フライヤーに…
"一度も離れたことがないの"
* * *
旧知の女性3人と繰り広げる三者三様のガールズトーク。
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二者が向かい合い対話する場面が多くを占める。その中で語られる"幸福"はどこか空虚で訝しく、常に不穏…
『ブロークン・フラワーズ』という映画がある。ビル・マーレイ扮する、かつてプレイボーイだった初老男性が元カノ達の元を訪れる物語だ。映画が進むにつれて、この男は人との関係をしっかり築けないままこんな歳に…
>>続きを読むなんだぁ~!ムリぃ~!なにぃ~!
とロバート山本化しそうな約80分だった。
ホン・サンス監督初体験の
通りすがりのおっさんには
レベルも意識も高過ぎた……
他に類を見ないほど
定点固定型・長回し…
愛する人の好きは、私の好きで、愛する人の嫌いは、私の嫌い。毎日一緒にいたら、気づけば同じ考え方になっていて、当然、それは幸せで、それが愛し合うということだと思っていた。だけど自分のアイデンティティと…
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2021/06/15
2022/05/07(再見)
『逃げた女』というタイトルからも明らか(?)なように、本作は「女性」たちの映画。男性が登場しないわけではないものの、女性同士の会話がほぼ対等に…
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