フルシチョフのスターリン批判を経て全体主義の色も薄くなったソ連の研究所を舞台にした(という設定の)6時間にわたるモキュメンタリー。
「ナターシャ」同様、当時のソ連を現代に甦らせるアプローチは面白く…
このレビューはネタバレを含みます
第5章中盤10分くらいと、
第7〜8章にかけての30分くらい寝落ち。
理系の素養がない自分にとって
学会シーンにはお経並みの眠さを誘われた。
観なきゃよかった!
鬱展開や暴力描写ならともかく、
ガ…
六時間に及ぶDAUシリーズ最終章。事前評価は「退屈な5時間と衝撃的な一時間」だったが、全編面白かった。個人的には引きずるほどではないものの、確かに倫理的に問題な部分はあり人によってはトラウマになり得…
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またこれも「ナターシャ」と同じく素直に面白かった!とは言いづらい作品。
長さは約3倍の6時間9分、スターリンの築き上げた国家体制も徐々に翳りが見え始め、という時代。
前半はとにかく科学者たちのよ…
このレビューはネタバレを含みます
結構ガッツリネタバレかもしれないす。
最後に心に残るのは積分と豚だけ………
誰にも勧められない映画ではあるけど、言われてるほど鬱々ともしなかったなぁ。
1960年代後半を風刺的に描いてい…
6時間という超長尺、演技感のないキャストたちで出来上がっていて、前知識なくてものめり込める
後半パートでの怒涛の胸糞展開がすごい
ドキュメンタリーであり、普段目を向けない思想についてガッツリと見せつ…
広大な土地と膨大な人員でソ連全体主義を長い年月をかけて再現したDAUプロジェクト。前作『ナターシャ』もびっくりする映画だったけど、こちらは更に輪をかけてすごい。6時間、長尺の悪夢。特に後半の極右に染…
>>続きを読むこれ以上の作品はもう作れない。気が遠くなる超巨大セット建設、キャスト400人、エキストラ10,000人。
実際にそこで暮らし、当時の通貨を使い、当時の新聞を読む。
それらを35mmでドキュメンタリー…
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