Oedipus Rex
打ち上げ花火が爆弾のそれのような音だったのだが・・・。
素足で足裏がとても痛そう。
・based on the Greek tragedy 'Oedipus Rex'(428…
このレビューはネタバレを含みます
ピエル・パオロ・パゾリーニ監督作。
【ストーリー】
古代ギリシア。両親に捨てられた赤子は一人の男によって拾われ、コリントスの王の元で育てられる。やがて成長した青年オイディプスは、父を殺し母と肉体関…
こういう映画、好きだなぁ。
敬虔さの象徴としての地獄。
乾燥した大地にひび割れる栄光と没落。
人類愛。としての人類愛。
「人生は始まった所で終わるのだ」!
手の甲を噛む仕草に、とても懐かしいも…
赤子は定められた運命から逃げることはできなかった。やがてかれは神託どおりに父を殺し、母と情を通じた。『オイディプス王』の数奇な人生に、パゾリーニは自分の半生を重ね合わせていたという。だが人物たちに語…
>>続きを読むオイディプス王の神話を、不信仰であるが故に気付かずにいた巨大な闇に出会い、その闇が大きすぎるがゆえに世界から自分を閉ざす、自分の目を見えなくする話として立ち上げる。オイディプス王の行動が意思によるも…
>>続きを読むオイディプスの神話を元にパゾリーニが自身を重ねての映画化
現代から古代ギリシャへ
『父を殺し母と交わる』
最後に真実を知ったオイディプスの深い悲しみから現代へ移り変わる描写も良かった
雅楽のような謎…
昔何度も挫折してパゾリーニ、通しで見たのは今回初。
テーマと音楽、現在と過去、現実と幻想みたいな舞台立が寺山修司ぽかった、というか田園に死すのが後なのであの映画の方が似ているのか。モロッコの砂漠と恐…
このレビューはネタバレを含みます
「いずれ父を殺し、母と情を通ずる。」
アポロンの神託を恐れ、荒野をさすらう青年オイディプス(フランコ・チッティ)の悲劇を扱った作品。
北アフリカの国モロッコで撮影された風景は広大な山並みと荒野に…