誰もが「こいつが主人公だな…」と感じたんじゃないだろうか、”アナグマ”ポール。上手くいかない中年セールスマンの言い訳を聞かされる我々の脳裏に、冒頭で上司が言ったセリフが突き刺さる。「気づいたかもしれ…
>>続きを読む1969年制作、アルバート・メイズルスとデヴィッド・メイズルス兄弟による
聖書の訪問販売を行うセールスマンたちに密着したドキュメンタリー映画。
アメリカ中で聖書の訪問販売をする5名くらいのセールス…
高額な聖書の訪問販売を行うセールスマンたちの実態を追ったドキュメンタリー。
制作意図は分からないが、訪問販売に密着というアイデアは面白いと思う。
観ていて思ったのは、推しに推すと意外とみんな買っ…
あらゆる地区を回って聖書を訪問販売するセールスマンたちを追ったドキュメンタリー。
店員が話しかけてきた途端に服を買う気が失せる私にとって、仕事と言えど執拗に売ろうと迫るセールスマンを見るのが酷だった…
営業トークの最中に心と身体が乖離していく。それすらも麻痺。貧困地区での契約者からの搾取構造に気がついたとて金のためには目も瞑る。恩寵のように目覚めた者はその真理とは裏腹にその社会から放逐されるしかな…
>>続きを読む挿絵の入った豪華本の聖書を訪問販売するセールスマン達のドキュメンタリー。
訪問先では信仰心につけ込んだ巧妙で悪質とも言える営業トーク。幼児を抱えて薬代の余裕もない家庭にも執拗に購入を迫り、支払いの…
メイズルス兄弟監督作品。
アメリカで高額な聖書を訪問販売して回るセールスマンに密着したドキュメンタリー。
『ペーパームーン』、『セールスマンの死』、『摩天楼を夢みて』、『ファウンダー』等のセールス…
被写体を色々と泳がせつつ、その中で撮影や編集で非常にドラマティックに演出している感じがした。ギャング映画とか警察ものみたいなエンタメ感で描くことで、現実がむしろ現実離れした誇張されたものとなり、それ…
>>続きを読む(C)MAYSLES FILMS, INC