このレビューはネタバレを含みます
捕虜になり、別れた妻の現在の夫(娘の現在の父親)アンドリーの拷問と死に立ち会う。
後半で、セルヒーの抱えた傷、そしてアンドリーの不在による家族の傷の行方、アンドリーの魂の行方をフラットに描いているよ…
2014年ロシアによるウクライナへの侵攻がはじまってまもなく、外科医のセルヒーは離婚した元妻オルガとそのパートナーであるアンドリーと暮らす娘の誕生日にプレゼントを持ってペイントボールの競技会場にやっ…
>>続きを読む 消せない記憶
ドンバス戦争10年後の2025年を描いた「アトランティック」(2019年)を以前観て、そこに至る前の2014年のウクライナを同監督がどう表している…
全面ガラス張りとなったサバイバル・ゲームの会場の外側では2人の男が辿々しい会話を繰り広げている。2人は明らかに親友のような親しい間柄ではないものの、ペイント弾を使った戦争ごっこに興じる子供たちの姿…
>>続きを読む拷問シーンが歴代最狂レベルできつい。ドリルはあまりにも非道で正視できなかった。
ウクライナ東部ドンパス地方の戦線でロシアの捕虜になった医者の男が主人公。激烈な捕虜生活から戻り、愛娘との触れ合いを通じ…
先日感想文を書いた『アトランティス』と同日に観ました。同じくヴァレンチン・ヴァシャノヴィチ監督の作品でモチーフも同じウクライナ東部の紛争なので内容も似たところはある。作品全体のテーマとしても戦争によ…
>>続きを読む設定年代は「アトランティス」から遡ること11年、ロシアとの戦争が始まった年ということになっている。
本作もフィックスのカットが大部分を占めているけど、色々眼を引くイベントが起きるので眠くならずに済…
©Arsenal Films, ForeFilms