ゴダールへ影響をあたえたという逸話で有名な作品。
倦怠期をむかえた夫婦の閉塞した空気とその変化を、かなり直接的にえがく。
ものがたりはシンプルでよくある典型だが、そこに挿入される車の窓から見える…
無防備都市でもそうだったが、ロッセリーニの人物描写は素晴らしい。
ハリウッド映画によくある大仰なセットは無く、無駄を一切省いた描写で、人間関係や感情の変化を緻密に表現している。
中盤のネロやカラカ…
いわゆる「引き算の美学」的な、めっちゃシンプルなのに名作と呼ばれる作品群のうちに本作も入るのかなと思う
町のそこかしこにカップルの姿が見られるイタリアの観光地は、恋の町といっていいだろう
そんな所…
破局寸前の夫婦がナポリ旅行中。 旅の途中で二人は決定的な破局を迎えちゃいます。
イングリット・バーグマン主演『イタリア旅行』
世界にこんなきれいな人がいたのかと思うくらいきれい。
昔のモノクロ…
イタリア・ネオレアリズモの傑作。
テーマは「倦怠期の夫婦」「子ども」
古典的ハリウッドとは異なり、デッドタイムをそのまま用いることで夫婦の倦怠期が上手い具合に表現されている
クライマックスでのア…
1954年 ロベルト・ロッセリーニ監督。
ゴダールに「男と女と1台の車、そしてカメラがあれば映画ができる」と言わしめたヌーヴェルヴァーグの原石的傑作とされる作品とのことで。
伯父から相続したナ…
「男と女と一台の車とカメラがあれば映画ができる」とゴダールを言わしめたというこちらの作品。
離婚危機にある夫婦の関係を、旅行の道中で変化していく様子が描かれている。
ヌーヴェルヴァーグの原石的…