年末ラスト見に行ってきた。
カウリスマキ作品との出会いは「過去のない男」で、あの作品を見た当時その表現方法の可能性についてハリウッドに傾倒していた我が身にはかなりの衝撃を喰らった事は鮮明に覚えてい…
アキ・カウリスマキ監督の6年ぶりの新作。
アキ・カウリスマキって名前よく聞くからすっかり観てた気になってたけど、一本も観てないことに気づいた。
なんと初のカウリスマキ鑑賞。
フィンランドのヘルシ…
最近遠ざかっていたアキカウリスマキ評判いいので行ってみた。
個人的にはちょっと単調且つ暗くて評判ほど響かなかったけど、ところどころグッときたポイントあり。(ネタバレ含む)
・随所のシュール
マン…
寒々しい街、ヘルシンキ。
アキ・カウリスマキ監督の映し出す風景はいつも寒々しくて、素っ気ない。
そこでスーパーや工場で働く人々。
アキ・カウリスマキ監督の映画に過剰なスキンシップはいつもありません…
よくこんな内装残っていたなという感じで、デジタルインフラの進化を完全にオミットしているのが俗世間から浮き上がっているエヴァンゲリオンイマジナリーならぬフィンランドイマジナリー。
フィンランド映画な…
ラジオから流れるニュースで時代が今なんだとわかる。
ストーリーもセリフも家の中のセットさえも余計なものがない。
モノに溢れている今の時代にスッキリしている家の中。
そして冴えない普通のおじさんとお…
アキ・カウリスマキが引退を撤回して撮った復帰作。
戦争への哀しみや怒り、世界の隅っこで生きる労働者の日常と時間をかけて惹かれ合う男女。
哀愁漂う古い時代設定と思いきや、ウクライナ問題が流れるラジオ…
© Sputnik Photo: Malla Hukkanen