知識と教養が試される作品
見えない壁の向こう側を
如何に想像できるかで
大きく左右されるであろう感情
不穏な音楽と ときおり聞こえる銃声
絶え間なく続く機械音
微かに聞こえてくる叫喚
不安を煽ると…
賞をとる映画だと思いました。
画が綺麗すぎる。まるで絵の中の人物が勝手に動いて物語をつくっているような。
アウシュビッツという世界史上最悪といってもいい惨状を、このように対比的に描くセンスに脱帽…
美しい庭、広く清潔に保たれた邸宅、裕福な暮らしぶりに冒頭部は素直に素敵だなと思ったのがファーストインプレッション。でもだんだん見えてくる。悲鳴や銃声が聞こえる。でも、この一家の耳には入ってこない。鳥…
>>続きを読む2025年の夏にAmazonプライムで視聴。
これ、ナチスドイツの収容所所長の日常です、という事前情報入れてなければそのままなんのことだかわからず観てしまう人もいるんじゃないかと思うほど、彼らの「日…
カンヌ国際映画祭グランプリ。
今までとは違うアプローチのアウシュビッツ強制収容所映画で、隣り合わせだが分離された2つの世界のコントラストは「フロリダプロジェクト」や「シガテラ」以降の古谷実作品を思…
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