罪の無い子供たちが貧しさ故に罪を着せられる。
映画「靴みがき」を観た。
馬を買うために必死になって靴みがきをして、楽しく貯金をしていた二人の少年たち。
ある日、兄に頼まれて毛布の訪問販売をした…
『靴みがき』。いわずとしれたネオレアリズモの代表作。というか、むしろ、本作の監督デ・シーカと脚本家ザヴァッティーニによって体系化され、A・バザンによって敷衍された概念をして我々は「ネオレアリズモ」と…
>>続きを読む戦後のイタリアの貧困を描く作品。
大人のせいで純粋な子供が傷付けられるなんて、どうして世の中はこうなるんだろうか。
当時は戦争が背景にあって、大人の事情が少し違ったかもしれないが、それだけじゃない…
ジュゼッペじゃない方の男の子がカッコ良かったしか記憶になかったので再鑑賞。
靴みがきでお金を貯めて馬を買おうと夢見る少年ジュゼッペとパスクアーレ。敗戦後のイタリアも生きていくのがやっと。そんな背景…
第二次世界大戦後のイタリアの混乱期を子供達を主役にストレートに描いたネオレアリズム映画の傑作。
パスクァーレとジュゼッペは親友同士。彼らは靴みがきで生計を立てていたが、彼らの大きな夢は白い馬を買う…
●'98 5/〜『イタリア映画の巨匠たち』特集上映
(初公開: '50 3/21〜)
配給: 日本ヘラルド
(初公開時配給: イタリフィルム/東宝)
スタンダード モノクロ モノラル
フィルム上映…
7月7日は戦後のイタリア映画において、ロッセリーニやヴィスコンティらと共に"ネオレアリズモ"を牽引した巨匠ヴィットリオ・デ・シーカ監督の生誕116周年目に当たります。
イタリア敗戦に伴うファシスト…