今回のマノエル・ド・オリヴェイラの特集上映『オリヴェイラ 2025』の中で、声が出るほど笑ってしまった作品。
そもそもオペラッタなどでもブラックなオチに向かう喜劇もたびたび目にするわけで、そういう…
9年ぶりに再会?した『カニバイシュ』はやっぱりとてつもない怪物の風格でわたしの視聴覚と思考を喜びで支配し、やはり俳優のカメラ目線と観客を想定したように見える距離で認知を困らせ、ラストの狂気でなんだか…
>>続きを読む実はオペラ、というかワーグナーが好きな人で、とはいえもう何年も観劇していないから久しぶりのオペラ、にカウントして良いのだろうか。普段見かけない層の観客がまたいた。若かったし、昭和音大の学生だろうか。…
>>続きを読む豪華絢爛でクラシカルな世界観とオペラ仕立てのストーリーからは想像もつかないようなバッドエンドのはずなのに、まさかのハッピーエンド仕立ての大団円、怖いのにシュールすぎて、一緒に見ていた劇場の周りの人達…
>>続きを読む鏡に映る貴族たちのダンスがピンボケしている様が印象派絵画のよう。
あと、結婚式の食事のシーンで長テーブルに座った参加者たちが隣から隣へと耳打ちする様子を横移動でとらえるところ良い。動く人を横移動で撮…
オペラ形式が個人的に苦手なこともあり、なかなか途中までのめり込めなかったものの、終盤のカオスな展開にやられた。妹(娘)であるマルガリーダが夫であるアヴェレダ子爵の告白を機に自殺し、その後を追って死ぬ…
>>続きを読む© Filmargem, La Sept, Gemini Films