人口過密問題。
少子化が深刻の一途を辿る現代とは真逆な当時の社会情勢で、産児制限政策を推し量る大臣が家庭での妊娠速報ラッシュに右往左往するスラップスティックコメディ。
愛の結晶である子の誕生を"お…
川島雄三の日活第1作のせいか、松竹時代のようなホームドラマになっている。
三橋達也が頼りない長男の役で、義太夫?を披露したり、殺陣をやったり、二役をやったりの、芸達者ぶり。
共演の北原三枝は政治…
そうか、舞妓&芸妓さんたちの扱いは売春防止法施行後はどうなったんだろう?
当時の国会は官僚が書いた答弁書を読むだけのスタイルではなかったのね。。ヤジもいい。イギリス下院のよう。
北原三枝スタイル…
1955年作品。
当時はこのまま人工が増え続けて日本からこぼれ落ちるくらいのイメージだったんだろう。それを逆手にとったドタバタコメディ。
建物やインテリアや風俗は古くても、日本映画にありがちなウ…
カラッとしたドタバタ喜劇だから、観ていて楽しい。
当時の人は、人口大爆発における喧騒を描いた本作を観て「えらいこっちゃ」と笑えたかもしれない。しかし、少子化問題が深刻化し、解決の糸口が全く見えてい…