愛のお荷物の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 5ページ目

『愛のお荷物』に投稿された感想・評価

leyla

leylaの感想・評価

3.7

戦後ベビーブームで、人口の増加を止めようと四苦八苦する厚生大臣の新木(山村聰)一家の物語。

大臣の妻がなんと48歳で妊娠!秘書も息子と恋仲で妊娠!娘も妊娠!お手伝いも妊娠!
一家の女性みんなが妊娠…

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bluetokyo

bluetokyoの感想・評価

3.5

恋愛があれば妊娠して子供ができる、という話です。最後のオチがくだらなさすぎです。なくてもいいのかも、と今なら思ってしまいます。映画世界がスマートで、まあ、こういうこともあるわな、という感じです。
国…

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戦後ベビーブームの人口増加問題を風刺。コメディ仕立てで明るく批判しているが、その内容は痛烈だ。

現代の少子化時代の解決策に、逆説的に参考にならないだろうか?と思ってしまった。
のす

のすの感想・評価

3.6

戦後ベビーブーム。人口増加を食い止めようとする厚生大臣とその家族が巻き起こす風刺の効いたドタバタ喜劇。

とにかくトントン拍子で話が進む。自由奔放で結構やり放題な登場人物たち。故に誰も自分に反省はあ…

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川島雄三作品としてはテンポが少し悪い気がするのだが、オープニングと終わり方はやはり良い

ドタバタなコメディ展開は悪くないんだけど、日本が勢いあった時代だからなのか、自己への批評的な見た方が無い分、内容が浅く感じる。
みんな自分勝手ではあるが悪い人としてでなく可愛い人として描かれてて、自…

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horsetail

horsetailの感想・評価

4.0

アマゾン・プライム。
厚生大臣に産婦人科医、京都のぼん、箱根のご隠居と登場するのは、1950年代に想像できた上級国民。現在とはちがって上流階級への素直なあこがれがあったのだろう。もっと時代が下がると…

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犬

犬の感想・評価

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テンポ感を尊重する台詞回しや流麗なカメラワークが見易さとしては傑出してるんだろうけど、どうしても軽々しさ(喜劇が過ぎる)が威厳の無さに直結するようで様式として好みではない。


時代を考えれば、いやいま見ても思いっきり振り切った風刺コメディの良作。

なんといっても、芝居とセリフのテンポがよく、脚本がよくねられている。
さんざんドタバタと笑わせておいて、子供がどんなに価値…

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個人的には引いてしまうくらいのブラックジョークも飛び出すコメディ。画面の情報量をパンクさせたり、人物らの感情すらはぐらかしたりと不気味さまで漂う。後半御涙頂戴のメロドラマ批判が台詞として発せられるが…

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