終戦から10年が経ち、人口が急激に増加中の日本が舞台。主人公の厚生大臣・新木は人口増加のペースをなんとか軽減しようとする最中、自らの妻が妊娠したと告げられる。そして、それを皮切りに新木家の娘、息子達…
>>続きを読む川島監督の作品には、普遍的な視点が盛り込まれている。その時代を描きつつも、時代が流れても引っかかる普遍的なものがある。
本作にも多少はあるが、少子高齢化社会と言われるいまの時代から観たら上手くノルこ…
白黒邦画には字幕をつけてほしい。半分以上よく聞き取れなかったのが非常に残念。フランキー堺の台詞だけはなぜかクリアだった。
「愛のお荷物」とは妊娠のことであった。
この言葉のセンスがそのまま物語に現…
川島監督の幕末太陽博のテンポの良いコメディ作品がすきだったので、こちらも。
期待通り気持ちいいほどの展開の速さの赤ちゃん騒動に巻き込まれて飽きる瞬間なんか一つもなく最後まで楽しめた。
まるで架空の世…
スピードスピードスピード!
ホント、なんてテンポがいいんだ!!凄いとしか言いようがない…。ハリウッドのスクリューボールコメディに勝るとも劣らぬ傑作だろう。
恐るべし川島監督。科白の速さ、俳優陣のやり…
轟夕起子が倒れたときの、ふすまを数枚開け放った細い縦ショットをバックに走り回る家の人間、つんざく三橋達也のラジオ音、このセッションの騒がしさが良い。
三橋達也が家を出ると騒ぐときといい役者のガヤガヤ…
川島が撮る映画で三橋達也が働いている姿を観たことがありません。同時に赤ちゃんが5人生まれるまでのドタバタ喜劇です。フランキー堺のドラムや、小沢昭一のちょけぶりもおもしろいですね。川島の映画は日曜に観…
>>続きを読む風刺喜劇なんですね~
人口増加を食い止める法案を議論する国会答弁とか、今ではそれ自体がカリカチュア的というか…結構長いシーンで、皆淀みなく丁々発止のセリフ合戦(しかも川島雄三的スピード)なのに関心…