新文芸坐さんに「安部公房生誕100年 超越する芸術・勅使河原宏との仕事」と題した特集上映。初期代表作『砂の女』(1964)『他人の顔』(1966)を鑑賞。
『砂の女』(1964)
ある高校教師(演…
◼️鑑賞者が階段まで溢れるほど、ものすごい人気でした〜🎬◼️
安部公房「砂の女」は、戦後文学の最高傑作の一つとも称される作品。
勅使河原宏監督が映画化〜🎬
「生誕100年記念 シネア…
安部公房は箱男くらいしか読んだことなかったけど、これは面白かった〜!!
砂漠に昆虫採集に来た男が蟻地獄にはまるかのようにある女の家から出られなくなる。まるで蜘蛛の巣に捕らえられたようにもがけばもがく…
流動する砂の動き
絶えざる流動によって
得られる心地よさ
現実のうっとうしさから砂の流れに
身を任せたい衝動にかられる男
ネタバレしてますー
七色に光る虫を求めて行きついた砂丘
そこには部落が…
新藤兼人“鬼婆”と並んでトラウマ映画のひとつ勅使河原宏“砂の女”。砂漠映画の中でもなんとも湿度の高い作品。変化する日常に馴染み親しむということは、それは或いは侵食されているのではないか。己はどこまで…
>>続きを読むレビュー書くの忘れてた…
ものすごく強烈で、鑑賞後はかなりぐったりした記憶。
安部公房本人が作っただけあって、本の隅から隅まで、取りこぼすことなく、全てが正確に映画化されていたと思う。圧巻だった。…