没落していく船場の名家の四人姉妹と、彼女らを取り巻く男たち。三女に次々舞い込む見合い話を軸に一家の春夏秋冬が綴られる。姉妹は誇り高くかつての栄華にしがみつき未だ浮世離れしていて、実生活の何たるかを今…
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「ウチ、ビタミンB不足で足がだるいのやわ」キウイ手圧で潰して貪り食う佐久間良子最高
帯がキュウキュウ言うからだめや〜言いながら佐久間良子と岸恵子が笑いあってんの超和む〜〜岸恵子の辰男(旦那役)に伊…
邦画中の傑作。日本語、船場言葉でのコミュニケーションや間合いを基に「映画」を作ることが可能であるということ。陰翳礼讃。市川崑の空間。
石坂浩二の独特の色気もよかったが、とにかく四姉妹のそれぞれが嵌り…
2022年 鑑賞 22-106-11
BS松竹東急 にて
谷崎潤一郎先生の小説「細雪」を原作に、「吾輩は猫である」「金田一耕助シリーズ」「ビルマの竪琴」等の市川崑監督による、大阪船場で古い暖簾を誇る…
細雪がこんなにおもしろい話だったとは!四姉妹も、脇を固める男性陣も、魅力的な人間味がある。大阪弁のやりとりに品があり、会話を聞いているだけで心地よい。四姉妹がお互いに抱く愛情と、それゆえのすれ違いや…
>>続きを読む画面、調度品、そして出演者
目の保養とはこの事
谷崎らしい耽美感もよく現されていた
岸恵子と佐久間良子の堂々とした演技と美しさには目を奪われた(何度もスゲーッ!と胸中で叫んでしまった)
観賞後こ…
フェチ文学の大家である谷崎潤一郎が書いた純文学の三度目の映画化作品。
原作は大人しい美貌の三女(本作では吉永小百合)が下痢が止まらなくなるという前代未聞のラストだったが、映画ではもちろんカットされて…
誰一人見劣りすることも、引き立て役になることもない、美女4人 岸惠子、佐久間良子、吉永小百合、古手川祐子らがとにかく美しく艶やか!
日本の往年の女優さんの素晴らしさを知りました。
女四姉妹は、雪子の…