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『めし』に投稿された感想・評価

neroli
4.2

■成瀬巳喜男監督×林芙美子氏〜🎬■
 
 
原作は1951年に『朝日新聞』に連載された林芙美子氏の同名長編小説。
連載中に、同氏は急逝。
 
ラストは成瀬監督らによって付与された。
 
 
実は本作…

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配役が小津安二郎と似てるんで、なんで成瀬巳喜男は、このキャスティングをしているのか疑問が?絶対言われるのにね小津安二郎か!本作は、中年の危機を描く。旦那の妹が乱入して、より嫁が気分を害し始め家から出…

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記録

東京から大阪から赴任して来た夫婦の倦怠期を描き、林芙美子の原作を川端康成が監修、成瀬巳喜男が映画化した。

夫婦の倦怠期を描きながら、女性の「自立」と「幸せ」の普遍的な問題を投げ掛ける。昔の…

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4.0

倦怠期を向かえた夫婦の心の機微をきれいに描いた映画。

ゆっくりとした、言葉は決して多くはないのに、短い台詞でストレートに響く役者が発する言葉。
本当に美しい日本語はこのようなものだと衝撃を受ける。…

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過去記録
4.4

この時代の男も女もその関係性も全く嫌いだとは言い切れないんだよな 男は無口に働き女は家庭を守る それぞれにある当時の粋な矜恃
いつになっても大切なことは、真に互いを尊敬出来て、ふとした時顔や匂いや仕…

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男は外で働いて、女は家で家事をする。その日々の繰り返しに夢も希望も持てずにいる三千代。そこに家出してきた姪がやってきて…。
70年以上も前の映画だから、今じゃあり得んだろという描写がたくさん出てきて…

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このレビューはネタバレを含みます
浮雲より個人的に見やすかった。
成瀬巳喜男監督は拗れた中年夫婦の関係を描くものが多い。
最後は結局旦那のよさに気づき一緒に大阪に戻って行くのだが、なぜ魅力に気づいたのか、謎だった。

原節子の佇まい、所作の美しさには参ったな。全員魅力的だったけれど。
視線や言葉と言葉の間から醸し出さられる女心の機微、これってどうやったら真似できるの?さすが成瀬
それにしても里子のような自己中心的…

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