シンプルなストーリー。
クラシック作品ならではのどこか牧歌的な雰囲気が漂う。
逃亡犯を追う追跡、捜索隊のボンクラ感。必死さがなく、緩い。そこがまた味になっているんだが。
お話は、白人と黒人が逃…
リアリスティックな作りで私の好みのタイプの作品。
登場人物の間のそれぞれの心の通い具合がなかなか趣深い。エモいというか。
例えば、追う側の保安官、警官ボス、警察犬担当、追うためにかき集められたオッサ…
全てに「意味がある」映画。
黒人と白人だったのも、手錠で繋がれているのも、会話の内容も。
知らない映画だったけど良作だ。確か、今年のシネハンに載っていて借りたんだよな。
なるほど、アカデミー賞受賞…
このレビューはネタバレを含みます
「黒人と白人を繋いだのか ユーモアだな」
「追跡には及ばない 間もなく殺し合うはずだから」
当時の人種差別が色濃く見える
実際前半でいがみ合ってた2人が自由の身になったうえで「鎖で繋がってるだろう…
人種の違いから起こる差別や軋轢も顕著で 人間というものを繋ぐ鎖の存在がはっきりと描かれているにも関わらず そこに揺るぎない“理解”という杭が打ち付けられることで 爽やかな友情という絆もまた繋がれてい…
>>続きを読む白人は黒人を見下し、黒人は自分の意思で強く生きる。
重いテーマの陰でエンターテイメント性を強く描いた秀作でした。
この時代に黒人をテーマに扱うって凄い勇気がいったんだろうなと思う。
手錠で繋がれ…