対立する2人が手錠に繋がれ、協力を余儀なくされる、という話はたまに見られるけど、この対立軸を超えるモチーフはそうそうないんじゃないか。
1958年公開の映画だが、その数年前にはモンゴメリー・バスボ…
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脱獄ロードムービー
黒人と白人が一緒に行動して
同じ目的があるからという単なる利害関係から、情を交えて親友のような間柄に
と今ではありがちなところではあるかもしれないけどこの時代だと思うと、何と…
人種差別の社会派ドラマとしての先駆者的存在の映画で、アメリカの公民権運動よりもずっと前に作られた映画。簡単に言うと、まだアメリカでは公然と人種差別が当たり前だった時代に作られた映画なので、今にして思…
>>続きを読む手錠。外したいのに外せない。罵り合い、差別、ケンカ。離れたいのに取れない手錠。逃避行の中で少しずつ気持ちが通い合い、何度も助けられる。とにかく助け合わなきゃならない状況だ。
では制約がなくなったとき…
ちょっとした台詞、僅かな態度から黒人への差別が滲み出る。それが当時の日常だったんだろうけども。
今の感覚で観たら、ビリーの母が最悪な人間に見えるだろうけど、多分彼女みたいな人間は、掃いて捨てるほどい…
スタンリークレイマー監督にハズレなし!これ、暴力脱獄とかミッドナイトランの脱獄物、友情物の先駆け。黒人と白人の囚人が手錠で繋がれたまま脱獄。その間に出会う様様な人間。追う側、追われる側のキャラが人間…
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線路で鉄の鎖を切るのはこれかな?
そう思ったが違った。
当該プロットは「網走番外地」と「続・夕陽のガンマン」にあった。
あともうひとつ「ミッドナイトラン」にもあるようだ。昔みたので、内容覚えてない。…