夜と霧に投稿された感想・評価 - 71ページ目

『夜と霧』に投稿された感想・評価

KSat

KSatの感想・評価

3.7

再見。

3歳の頃、親に連れられてアウシュヴィッツに行ったことがあるのだが、今思えば幼児虐待以外の何ものでもない。

ギスラン・クロケとサッシャ・ヴィエルニのキャメラは、歴史的な悲劇の場をまるで華麗…

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見ておいたほうがいい。現在の歴史の上に私たちは生きているのだから。

「ショア」も見ていたし(全部ではないかも)、映像の世紀などでこの手の映像には免疫ができていたので、ショックはなかった。
 高い生産性で性能のいい車を作るように、工場で効率的に人を殺すことを追求したナ…

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I

Iの感想・評価

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「今もカポが、将校が、密告者が隣にいる。
信じる人 信じない人
廃墟の下に死んだ怪物を見つめる我々は
遠ざかる映像の前で希望が回復したふりをする
ある国のある時期の話と言い聞かせ絶え間なき悲鳴に耳を…

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2017/3/5 DVD

アラン・レネ監督作。
信じ難い事実のみの映像と、感傷的になる隙を与えない音楽。
これが人間の所業なのか…と愕然とさせられる。
30分という短いドキュメンタリーだが、暴力的…

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残酷すぎた

全ては最後の台詞の中に

風刺だ いつまでも生き続けるであろうこの映画は。
FukiIkeda

FukiIkedaの感想・評価

3.8

ナチスのホロコーストの現在と当時の写真や映像と組み合わせ、過去となっていた残酷な事象が蘇るドキュメンタリー。
ある国のある時期における特別な話と言い聞かせ、消えやらぬ悲鳴に耳を貸さぬ我々がいる。
こ…

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ぴこ

ぴこの感想・評価

4.1
「映画に思考を。思考にアウシュヴィッツを。」これは全人類が見るべき。出来れば1人か、あるいは気の置けない友人2人で。

ナチスドイツが行ったことを批判的に撮ったドキュメンタリー。
現在の収容所の様子と、過去の映像を交互に写すことでリアリティが溢れ、今はなにもない収容所の様子にも、過去が重なり重みが増すのがこの作品のす…

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 大学の図書館にDVDが置いてあったので視聴。強制収容所・アウシュビッツでの生活を自ら体験したジャン・ケロール氏の著書『夜と霧の詩篇』をベースとした記録映画。内容としては主に1933年頃から始まった…

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