レオ・マッケリー『明日は来たらず』と『東京物語』の間にこれがあったのね。成瀬『娘・妻・母』もそういえば同じモチーフ。一周忌の集いできょうだいをどんどん退場させる佐分利信の歯切れが良い。大陸に行っちゃ…
>>続きを読む“誠意の問題でしょう”
小津先生の映画は、シーンを切り替えて、人の表の顔、裏の顔を見せているなーとおもっていたけど、そのどちらでも人格が変わらない人、というのが必ずでてくるし、そういう人の凛とした…
音声が聞き取りづらい部分があり、ネットのあらすじを見て情報を補填したので純粋な評価にならないと思い、スコアはつけないでおきました。
登場人物がとにかく憎たらしくて、頼りになるのは二枚目の若い男だけ。…
家族といったって、結局は自分たちさえ良ければいい。
人間はそんなものなのだろうか。
あの『東京物語』とストーリーはほぼ同じだが、こちらのほうが理想主義的な結末であった。
家族円満のしるしのよう…
そういえば初めて鑑賞。第二次大戦始まるくらいに作られた小津の家族映画。小津映画の方でも割とシリアス。一家の主が亡くなって現れる家族のほころび。冷たい家族の表現、佐分利信も高峰三枝子も淡々だけど感情の…
>>続きを読むお金持ち一家。広い豪邸で母親の還暦祝いに集いみんなで集合写真。父親が突然亡くなり、借金があることが分かり、豪邸を売却。母親と未婚の娘は住む所を失い、兄弟姉妹の家族の家に同居するが、、。
親と子の世…
前面に家具小物が映り奥に人の生活が眺められる観ていて気持ちいいくらいの構図。
何気ない日常会話、生活音のしないサーっとしている家。それがとても自然でリアルに感じる。
姉がいびる。母と三女が別荘で…
松竹株式会社