あまりノレず。ブルジョワ家庭の話であんまり感情移入もできなかった。『父ありき』で笠智衆が倒れる怖いシーンがあったけど、あれは本作冒頭の反復だったんだな。本作のはあっさり倒れるのでそんなにビビらなかっ…
>>続きを読む小津安二郎監督作品。
母親の還暦になったお祝いに息子、娘も集まって家族写真を撮った晩、父親が急死した。財産整理で実家も売却することになり、母と三女は長男の家に住むことになるが・・・という話。
母親…
いぜんご高齢な方から聞いたことがある愚痴
「子供なんて何人いてもなんにもならない。こんな寂しい思いをするならいっそいない方がよかった」
それ聞いた時は自分でそういうふうに育てたんだから仕方ないじゃん…
「食べ物は東京より関西のほうが美味しい」「この頃は銀座にも関西料理の店が増えたけど、あちらで食べるようにはいかないわね」という台詞がある。戦前・戦中の東京人も今と同じ認識だったんだなー
高峰三枝子…
幸せ家族の団欒に、兄は遅れてやってくる。早く早くとせっつく妹、兄妹ながらも恋人よろしく、今日のお前は綺麗だな、兄さん何を言ってるの。一家揃って家族写真。これが最後の家族写真。
突然すぎた家長の死、…
『明日は来らず』の変奏曲というかほとんどリメイクに近いです(サンドイッチのくだりまで出てくる!)。ですが特有の味付けがかなり上手く効いています。細かい描写が不気味にリアルです。父親が死ぬまでの体の不…
>>続きを読む幸せの絶頂のような一族の団欒から急転直下。
一家の当主である父親が亡くなり、財産整理のために家を追われる母親と嫁入り前の末娘。
羨ましい限りの裕福な一族の優雅な写真撮影の風景からはとても想像できない…
松竹株式会社